障害者の就労の後半は福祉就労についてです。

福祉就労とは、民間企業や公務員など、いわゆる一般就労の難しい人たちが、福祉作業所や授産施設に就労することをいいます。

いわゆる昔の「作業所」というやつですが、数年前からこの名称はあまり使われなくなりました。

名称と詳細な施設概要については後述します。

さて福祉就労と一般就労との違いは何でしょう。

一番の違いはやはり給料です。一般就労でも障害者枠は低賃金ですが、福祉就労になるとさらに輪をかけて低い給料になります。

というのも、福祉就労の場合、一般就労に比べて障害への配慮が徹底されていることもあり、どちらかというと一般就労が不可能な人たちが集まりやすいので、作業内容も簡単なものだったり、正直誰でもできそうなことばかりが割り当てられるので、総じて低い給料になってしまいます。

つづく