4月初旬の西上州の山はヒトツバナ(アカヤシオ)が咲き乱れ山歩きには最適な季節。

限界集落と言われている村落は花に囲まれ訪れる人にはまるで楽園のようです。

 

 

 

 

 

黒瀧山の一般的な登山口は不動寺からですが今回も雰囲気の良い下底瀬の集落から。

登山口の駐車場も広く20台位は止められます。

 

登山口は集落の端からですがすぐに急斜面の登りで尾根に出るまで一汗かいてしまいます。

 

林の中を登り始めるとすぐにミツバツツジが咲いていて癒されます。

この後次々と花が現れ疲れもどこかへ!

 

 

尾根上へ出ると新緑がまぶしい。

一汗かいた体には吹き抜ける風が心地よく疲れもどこかへ行ってしまいます。

 

 

 

尾根上で一休み、歩きやすい登山道が続きます。

 

九十九谷を見下ろせる辺りまで登って来るとアカヤシオが出てきます。

ミツバツツジより淡いピンクの優しい花です。

 

 

 

 

尾根上から見下ろす上底瀬の集落。

 

 

九十九谷を背景にミツバツツジとアカヤシオ。

 

 

九十九谷をよく見るとクライマーの姿が。(中央左下の赤い点)

10年以上前に来た時登ったら面白そう等と思っていたところなので気になりました。

 

 

 

このコースの一番のハイライト。

岩稜を登って来られますが下にはロープが張られています。

右側は垂直に切れ落ち高度感抜群です!

 

しばらく岩場交じりの尾根を登って行くと観音岩に到着。

360度見渡せるピークで展望抜群狭いので交代で。

 

 

 

観音岩からは一旦戻って馬の背へ。

見晴らし台を巻く登山道はかなり急な斜面に付けられた細い登山道で枯葉が積もっていて注意が必要です。

 

馬の背は長い梯子と鎖場の連続で気の抜けない所です。

 

 

馬の背は高度感のある長い岩稜、でも梯子鎖がシッカリ設置されているので注意して行動すれば高度感を楽しんでありけるでしょう。

鎖、梯子の切れ目は危険個所なので十分注意を!

 

不動寺と上底瀬の分岐には桜。

真っ白な花でソメイヨシノより輝いていました。

 

 

何時も見るのが楽しみな豚の放牧場。

種豚と思われますが普通の豚より一回り大きくなかなかの迫力。

日向で気持ちよさそうに寝ている姿は豪快!

 

 

集落は豚を飼育している家が多いようでカメラを向けると豚が寄ってきました。

 

こんなのどかな黒瀧山、春には一度はやって来たいところです。

ノンビリ歩いても一回り3,4時間。

下の渓流にはヤマメも泳いでいるので釣り竿を持ってきて楽しむのも良いかも!