今回で3回目のオオドッケ。

 

ここはフクジュソウの大群生地で昔は一部の人にしか知られていなかった秘密の花園でした。

しかし最近ではSNSなどでも紹介されたりしていてかなり有名になってツアー登山や遠く関西方面などからも登りに来ます。

 

咲いている場所は沢の源流部で沢を詰めていかなければ見つけることが出来なかったのが最近は尾根から降りて見に来る人が殆どです。

 

今回も沢を詰めて登ってきた人は1Pだけだったようです。

(福寿草を見に来ていた人は30人以上はいたようです。)

 

9時前に浦山大日堂の駐車スペースに着いた時には車を止めるのがやっとの状態、20台くらいの車はあったでしょう。

 

大日堂から川を渡ってすぐに登山道の分岐があるんですが登山地図に載っていないコースなので登山口の標識などは無く初めてだとわからないでしょう。

 

 

奥に廃屋が有るのでかっては住人が行き来していたようです。

1時間くらい進むと道脇に獣除けのネットが出てきます。

 

 

 

結構奥まで人が住んでいたようです。

この辺までならバイクでも登って来られるようで2台のバイクが登ってききました。

この先はあちこち崩れていて歩きでも注意が必要です。

 

かなり奥まで獣除けのネットが続いていますがもうこの辺りは登山道すらありません。

斜面をずり落ちないようネットに沿って歩いていくのですがかなりシビアで疲れます。

 

 

途中一か所小沢を渡るところにハナネコノメが咲いていて癒されます。。

 

 

 

斜面のトラバースが終わるといったん沢に降りてそこからカラサワを詰めるんですがガレ沢を二本になっていて前回は見える滝の在る沢を詰めてしまい花園にはたどり着けないで終わってしまいました。

 

 

正しいガレ沢。

ピンクテープ等の目印は殆どないので相当注意しないと正しいか不安になります。

 

 

ひたすらガレを登って行くのですが本当にこの上の方に福寿草の群生地があるのか不安になります。

 

 

 

まだまだ福寿草の気配は全くありません!

 

 

さらにひたすら登って行くと上の方で何となく人の声が。

よく見ると斜面が黄色くなっているような。

 

 

もうひと頑張り登ると十人以上の人達が休んだり写真を撮っています、ここまで誰にも会わなかったのが噓のよう。

福寿草は比較的どこにでも咲いている花ですが野生でこんなに群生している所はそうないでしょう。

 

 

ゆっくり写真を撮ったりした後最後の登り。

尾根に出るまでも結構な急斜面、尾根に出てやっと登り終わりました。

 

後は下山だけ、地図には登山道は記載されていないですが登る人も多くなっているのでしっかりした登山道になっていました。