幽霊を信じるor信じない

私の考えは……「ほとんどは科学で説明がつく見間違いで、すべての科学的な可能性を調べつくしても説明できないものが本物」です。

ご無沙汰しております。塩屋ハルナガです。また面白そうなネタがあったので書きに来ました。
冒頭にこんなことを書いたくせに、私は怖い話が大の苦手です。
ネット上の某掲示板発祥の「洒落怖」も、フィクションのホラー小説も、読んだが最後、朝方4時まで眠れなくなります。自分の寝室の電気を消せても、リビングの電気を消せなくなります。普段気にならない、自宅のオンボロ木造階段のラップ音に肩が跳ねます。


日常生活にこれだけ支障が出てはいますが、そういった物語や体験談が嫌いなわけではありません。怪異譚の中で語られる「化け物への対処法」「封印のやり方」「禁忌」「その場所での風習や歴史」「登場人物から読み取れる死生観」……などなど、生きている人、または生きていた人たちの価値観が色濃く滲んでいるのが怪談の面白さだと思います。

 

例えば、「寂れたお墓や空き家に幽霊が出る」というのは、裏を返せば先祖供養や清潔・安全を大事にする人の価値観が反映されている気がします。

科学的・犯罪心理的に考えれば、手入れがされていない場所が放置されていると「誰もその場所に注意を払っていない」と解釈され、モラルの低下や犯罪の温床になりやすいことへの警鐘にも聞こえます。割れ窓理論というやつですかね。

 

また、科学的な検証は怠ってはならないと思います。

人様の、見えないものを信じる心を否定したいわけではありません。

現実の事故や病気の可能性が潜んでいるなら、放置すれば霊障よりも恐ろしく悲しいことが起こってしまうというと考えています。
 

幽霊が見える、というのは、とても具体的な幻覚が現れる「レビー小体型認知症」に罹っている可能性があります。私の祖母は

 

あっ……たった今、スマホで流していた音楽が突然止まりました。

別の曲にしたら治った。これは自宅のWi-Fiかアプリのバグでしょう。それか、5月半ばに話題になっていた太陽フレアによる電波障害の余波です。たまたまです。
敢えて上記の文には加筆せず投稿します。

ええと、今のは偶然ですが、急かされている気がするのでもうまとめてしまいます。

私は、このようにあらゆる現実的な可能性を考えて排除していって、それでもそれらが絶対にありえない、というときにだけ「心霊」が成立していてほしいです。
だって、どうせなら魔法のようにどうしようもないものが本物であって欲しいじゃないですか。
そしてこの世の中にはまだまだ分からないことがたくさんあり、危険な物質、人の心の仕組み、新種の生物などを、それぞれの命を適切に守るために知っていかなくてはならないとハルナガは考えています。


余談ですが、私の両親の実家は遠く離れた場所にあり、お墓参りにはほとんど行けていません。
お金を貯めたら、先人の故郷にお墓参りがてら旅行してみようと思います。

おばあちゃん、おじいちゃん、ちょっと待っててください。


 

 




 

 

 

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