※この記事は、2023年6月頃にYahoo!ニュースエキスパート(旧Yahoo!クリエイターズブログ)でハルナガ自身が公開していた記事を再編集して投稿しています。

施設の最新情報は、記事最下部の公式サイトなどをご確認くださいませ。

 

 

小金湯さくらの森公園内の階段の麓から見上げる丘の画像

 

今回は小金湯さくらの森という公園をご紹介します。

夏季限定の公園で、2023年は4月22日~11月3日の期間で開園していました。

 

「小金湯さくらの森」は春先以外でもとても利用しやすい場所。
常にきれいに手入れされている芝生が広がっており、軽くピクニックするのに最適の場所だと思います。

 

所在地は札幌市南区小金湯604-2。市街地から定山渓に向かう方にも、中山峠から札幌市内に向かうドライバーさんにとっても、ちょうどいい休憩ポイントになっています。公園の向かいには小金湯温泉もありますよ。

 

ビジターセンターという管理所があり、スロープや緩やかな階段など、バリアフリー機能も充実しています。

 

 

 

 

  入り口付近~ビジターセンターと駐車場~

 

 

車いす駐車場4スペースとビジターセンターが写っている画像

 

管理所では、自動販売機やトイレが完備されています。車いす用駐車場もあり。

南区のイベント情報などが掲載されたパンフレットも無料配布中です。

 

駐車場は、普通車用のスペースが80台分もあります!

 

公園内の広々とした駐車場の画像

 

「小金湯さくらの森」はその名の通り、桜がたくさん植えられている公園です。

公園が最も賑わうのは4月末~5月中旬ほどの桜の開花時期。

しかし、2023年は春先にヒグマの痕跡が施設内で発見されたため、5月末まで閉鎖されていました。

 

小金湯さくらの森公園の園内地図の画像

 

それでも、前述したとおり、この公園は自然の美味しい空気を感じながらピクニックするのに最適な場所です。

 

入り口からすぐに見えるビジターセンターの後ろはピクニック広場としてご利用いただけます。他の植林地帯や通路でのお召し上がりはご遠慮ください。

 

 

 

 

  さくらの森公園の園内散策

 

 

 

 

園内を歩いてみると、緩やかなスロープ状になっており誰でも歩きやすくなっています。東屋も点在。

公園内はすっかり緑に染まっていますが、これはこれで気持ち良いです。

こちらはほとんど虫がいません。「虫が苦手だけど、静かな自然の中へ出かけたい」という方におススメできます。

 

 

小金湯さくらの森公園内の階段の麓から見上げる丘の画像

 

園内の中央へ行くと、ゆるく、子どもでも登りやすい段差の階段が現れます。

緩やかな丘になっているので、「頂上」を目指して歩くのも運動になって楽しいですよ!

公園の中央にある、ゆるい段差の階段から登れるほか、園内をぐるりと回って登れるスロープもあります。好きな方を利用してくださいね。

 

 

子どもなら、この階段を登る競走をして遊んでいそうですね。(ケガと周囲の方には十分お気を付けくださいね)

 

小金湯さくらの森公園の頂上の鐘の画像。3つの脚で建てられ、桜の花の形の金具に大きな鐘がついている。

 

せっかくなので登って、公園の頂上に到着!

 

ここには展望スペースと、が設置されています。裏手は森になっているので、ここまで来るといろいろな昆虫を見ることができます。

 

公園の鐘を鳴らしている画像。3つの脚で建てられ、桜の花の形の金具に大きな鐘がついている。

 

この鐘は、誰でも自由に鳴らすことができます。ここまで登り切ったのだからと、私も記念に1回鳴らしてみました。

 

カーーーン……!!

公園中に響き渡る鐘の音!

 

ロープはかなり重く、鳴らしたときの手ごたえはなかなかのものです。

深みのある金属音が高らかに鳴り響きます。

「クマ除けにもなりそうだなあ」と感じるくらい、大きな音でした。

 

 

鐘の横には、展望スペースがあります。

 

公園の展望スペース。大きめな東屋といった感じ。

 

この近辺一帯の峰々を一望できるほど、見晴らしがよい高台です。

 

展望スペースにある、小金湯さくらの森公園から一望できる山の名前のパノラマ一覧イラスト

 

東側に八剣山(はっけんざん)、正面にはお手本のような三角形の黄金山(こがねやま)、西よりの北側には神威岳(かむいだけ)など、多数の山を眺めることができます。

山好きにはたまらないスポットではないでしょうか!?

 

 

頂上を堪能したので、次は階段ではなくスロープを下って出入り口に向かうことにしました。

 

公園内の遊歩道、スロープ。

もちろん、スロープを使って登るも良し、行き帰りどちらも階段を使うも良し。

下りの方が、いろいろな山を見ながら歩けます。登りよりも開放感のある景色を楽しめるかもしれません。ビジターセンター前まで戻ってきました!

 

 

 

 

  利用ルールと施設情報のまとめ

 

  •  ゴミは原則持ち帰り
  • 火気厳禁
  • 飛行するラジコン、ドローンの使用は禁止
  • 自転車、スケボー、キックボード禁止
  • 犬のフンの始末の徹底

 

入り口付近の掲示板にも記載されていまず。ルールを守って、楽しく利用しましょう。

 

 

小金湯さくらの森は、ピクニック専用広場や80台分の駐車場を完備した、とっても広い公園です。

 

昨年の夏に訪れたときは園内の目玉である桜の花はすでに散っていましたが、爽やかな緑を堪能できました。

公園内の頂上からは、札幌南区の山々を見渡せる自然豊かなスポットとなっています。

付近には小金湯温泉や、アイヌ文化交流センターピリカコタンがあります。リフレッシュされたい方はぜひ訪れてみてくださいね。

 

 

 

 

小金湯さくらの森
住所:札幌市南区小金湯604-2
駐車場:80台無料
開園時間:4~8月 AM8:00~PM6:00、9月 AM8:00~PM5:00、10月 AM8:00~PM4:30、11月 AM8:00~PM4:00 
※12月~3月は閉園
管理:藻南公園管理事務所、南区土木センター維持管理課事務係
TEL:011-578-3361 、011-581-3811
小金湯さくらの森-定山渓観光協会公式サイト
小金湯さくらの森

 

 

 

 

 

 

 

 

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