舞台・偏執狂短編集IVを
楽しみにしてくださっていた皆様へ
voyantroupe公式より重要なお知らせです。
《公演内容一部変更のお知らせ》
重要なお知らせとおわびがございます。
偏執狂短編集Ⅳを楽しみにしていただいたお客様、公演まで間も無くでありながらの変更をどうかお許しください。
重要なお知らせとおわびがございます。
偏執狂短編集Ⅳを楽しみにしていただいたお客様、公演まで間も無くでありながらの変更をどうかお許しください。
先日五月三十日付けで警視庁から劇場に対して連絡がございました。公演内容に関しヌード及びわいせつ物の露出表現の自粛の通達であり、なんらかの処置がなされなかった場合、公演自体の中止処罰の対象となる可能性があると判断し公演内容の一部変更を決定いたしました。
今回の演目の「黈の章 千年狐狸精蘇妲己凌遅演義」「赩の章 日本に置き換えております＜ナポリの豊年祭のこと＜「悪徳の栄え」より＜マルキ・ド・サド著」の上演を延期、
上記2作品の代わりに昨年の演目である「ウェストご夫妻の偏り尽くした愛情」を黈、赩においてダブルキャストでお届け致します。
上記2作品の代わりに昨年の演目である「ウェストご夫妻の偏り尽くした愛情」を黈、赩においてダブルキャストでお届け致します。
詳細につきましてはHPをご覧ください。
また主宰・宇野正玖よりことの経緯と我々の心情を綴りました表明文ならびに謝罪文を掲示させていただきます。忸怩たる思いを抱えながらも、ご来場いただきますお客様には精一杯お楽しみいただけるよう関係者一同尽力いたします。
偏執狂短編集Ⅳ paranoia papers 特設サイト
Voyantroupe第四回本公演偏執狂短編集Ⅳ paranoia papers 特設サイトです。
voyantroupe.com
また主宰・宇野正玖よりことの経緯と我々の心情を綴りました表明文ならびに謝罪文を掲示させていただきます。忸怩たる思いを抱えながらも、ご来場いただきますお客様には精一杯お楽しみいただけるよう関係者一同尽力いたします。
補足いたしますと
「毒妃クレオパトラとアルシノエ」
「切り裂きジャックたるために」
「俺はアンドレイ・チカチーロ」
そして「Romanohbitch」
は予定通り上演致します。
御期待下さい。
そして件の2作品の代わりに昨年の演目である「ウェストご夫妻の偏り尽くした愛情」を黈、赩においてダブルキャストでお届け致します。
#偏執狂
#偏執狂
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【春名風花より お詫びと説明】
応援してくださっていた皆様
本当に申し訳ありません。
特に黄色をご予約してくださっていたお客様、
ぼくはそちらには、ほとんど出演しない事になってしまいました・・・
この変更によるキャンセルの連絡は
お手数ですが、劇団までお願いします🙇♀️
2か月かけて作ってきた演目を取りやめ、
私達は、あと1週間足らずで
1から新しい台本を覚え舞台に立つ事になります。
この文章内の「未成年出演者」とは
私、春名風花です。
今回、警察を動かした「通報」について、
このブログをご覧の皆様に
一つだけ聞いて欲しい事があります。
今回の通報は、
「未成年の女の子がこんな怖い舞台に出されるなんてかわいそう！！」と、心から心配して
「春名風花のために」警察に通報して下さった
「善意の一般市民」の方からのものでは
ありません。
覚えていますか。
2016年に、池袋の劇場で
私が舞台に立つことになっていた
ちょうどこれぐらいの時期に、
こんな投稿があったのを。
これと同時に、上演予定だった池袋の劇場にも
「春名風花を降板させろ。
さもないと劇場に爆発物を仕掛ける」と
連絡がありました。
当時も警察から
降板はできないか、と聞かれましたが
事務所と座組の皆に助けてもらい
「劇場前にパトカーをとめ
警備体制をとった中での上演」という条件で
何とか無事に舞台に立つことが出来ました。
しかし、嫌がらせをしている人達にとって
それは決して、楽しい結果ではありませんでした。
何が言いたいか
分かっていただけると思います。
今回の通報は、
偏執狂短編集という作品を批判・糾弾することで
「未成年者である春名風花のことを守りたい優しい人たち」からのものではなく
「未成年者である春名風花から、必死で打ち込んでいる舞台を奪ってやろう」とする人たちからの
悪意のものです。
彼らは演劇には何の関心もありません。
私が芝居が好きなのを知っていて
私の出る舞台が無くなるのを
今か今かと、心待ちにしているのです。
↓一部だけ見せていただいたもの。
偏執狂短編集は
凄惨な事件を扱っていますが
その脚本は高潔な魂と
人間への礼賛に溢れています。
大好きな仲間と2か月稽古してきた舞台と、
匿名掲示板に巣食うネットの悪意と、
本当は、どちらが未成年者である私に
悪影響を与えるのかは
警察の方も理解してくださっています。
けれど、何がアートで何が猥褻なのか、
これは分からない人には全く分からないものであり
彼らが表向き「善意の通報者」「平均的な一般市民」の顔をして通報を続ける限りは
いくら気持ちでは理解してもらえても、
どうすることもできないのです。
いろいろ思うところはありますが、
考えれば考えるほど
心がこれからの舞台に集中出来なくなってゆくので
これから本番終了まで、この事はいったん忘れさせてください。
今は、新しい台本のことだけを考えます。
代表の宇野さんの文章は
こんな中でも美しい。
今回、延期になりました2作品は
偏執狂短編集４．５として
私が18歳になった時に上演致します。
どうか観に来てください。
「なぜ、去年観られなかったのか」
きっと、そう感じていただけると思います。
未成年者とは何か。
大人とは何か。
「守る」とは、「守られる」とは、
何か？
春名風花