こんばんはー!!はるかぜちゃん(17)です🌟
今日も、もうすぐ本番を迎える『見よ、飛行機の高く飛べるを』の稽古に行ってきます!!!
(稽古前に書いてるけど投稿するのは稽古のあとになるかもしれない)(なんとなく長くなりそうな予感w)
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ことのはbox
『見よ、飛行機の高く飛べるを』

この脚本は、男尊女卑政権のもと
明治の女の子たちが自分らしく生きるため、
女性の権利を模索する群像劇。

この時代の女の子と比べて私たちには選挙権もあり、好きな男子と手を繋いでもふしだらだと罰されることもなく、好きな本を読んでも捕まらない。ずいぶんと自由になったような気はしますが
実はまだ現在でもあまり変わってないものがあるのでは?と、演じながら思っていたりします。
それが、なぜか男に頼らず子どもをたった1人で育てることが立派で美しいとされる『おかあさんという呪い』。

独身時代は男性と同じように動けても、ひとたび結婚すれば名字も取られ、共働きでも当然のように家事をする・・・。
おとうさんが子連れだと子どもが愚図っても『偉い!』とか『イクメン!』なのに、おかあさんが子どもを連れてても誰にも褒められないどころか『ちゃんと躾ろよ』っていう厳しい目が降り注ぐ。
女性がどれほど自由になっても、おかあさんという職への偏見や神聖化だけは昔からほとんど変わっていない。
肝心のそこが変わってくれないと、いくら私たちが自由になっても
いつまでも女の子の未来は暗いままじゃないのかと感じるのです。

Twitterを開くと、ちょうどタイムリーに『 #あたしおかあさんだけど 』っていうタグがまるでぼくたちが演じる明治の女の子のように、イキイキとバズってました。
特に瀧波ユカリ先生のツイートが可愛くてすき。

瀧波先生は、しょっちゅう枝野さんのお立ち台(枝野さん本体ではなく乗ってる箱www)とか、あったかい靴下ポソンとか、謎の調味料とか、誰も興味のない変なものを紹介してはその並々ならぬ情熱で流行らせていて、お洒落もぶっ飛んでて格好よくて、いつも好きなものと好きなことに向かってキラキラしてる。ぼくの思う理想のおかあさんなんだよね。



このタグの元ネタを探したら、
どうやらこれに対抗するものらしく・・・

ほんとだ、これはひどい。笑笑笑


すごく納得したのは、この2つのツイート。
そう!!ぼくはおかあさんじゃないしまだ高校生だけど、女という立場からみても女の子全員がバカにされてるように感じたし、子どもの立場からみても物凄く負担に思うし、
どちらの立場にせよ不快感極まりないもの。


ああ、作詞、のぶみさんなんだ・・・
あれ?と思うと、だいたいこの人の作品なんだよなぁ😢
どれも児童文学や絵本作家さんが好きなものとしては、とても許せないものばかり。
プロの方もそう感じてくれているのだけが救いだけれど。


ちなみにこの歌と同じ作者の
『おかあさんが死んでおばけになったらどうする?1人で生きていけないよね?』という絵本と
『どんなにダメなおかあさんでも、子どもは親を選んでうまれてきたんだよ』という絵本と
そして今回の歌、3つ合わせるとこうなります。


父親→母親『おまえおかあさんだろ?』
母親→子ども『おかあさんもう限界、おかあさんが死んだらどうする?』
子ども→母親『良い子にするし何でも言うこと聞くので棄てないでください』
母親『虐待しても?』
子ども『親を選んでうまれてきた自分のせいです』
父親『静かになったバンザイ』


ぼくは幼児教育や虐待問題に関心があって、
そういう本をよく読むのですが
いつだって取り返しのつかない悲劇は
周囲の無関心や、『おかあさんだから』っていう
呪いの言葉からはじまっていた。

おかあさんがワンオペ育児に追いこまれ
そのしわ寄せが子どもに行くことのないよう
夫がいれば夫が、いなければ社会が、
みんなで子どもをみることこそが
当たり前であって欲しいと思います。


ちなみに100歩譲ってタイトルが
『あたし おかあさんだから』ではなく、
『おまえ  おとうさんだろ』って題だったとしたら
この歌詞も、最高にシニカルで
パンクでロックでイケてる感じになるんじゃないかな?

と思ったので・・・?!!

・・・・・・・・・・

続きをつくってみました!!!!😆😆😆
Twitterの『 #あたしおかあさんだけど 』というステキなタグを見ながら書いてみたのですがどうかなあ✨

さきほどの歌の2番として歌うとスッキリするとおもいます!!!!笑笑笑

2月7日追記(※俺は育児を手伝ってるのにひどい!男を馬鹿にするな!あやまれ!って意見があったのですが、ぼくはお母さんよりお父さんっ子で、世のお父さんにも自分の父にも何の恨みもありません。むしろ父の方がぼくに甘くてやさしいですw あくまで『この歌のおかあさんにご主人がいたら、きっとこんな人だろう』っていうことなので、あなたのことではありません。よろしくお願いいたします)

⭐⭐⭐

『  おまえ  おとうさんだろ  』
作詞・はるかぜちゃん

一人暮らししてたね  おとうさんになるまえ
たばこ吸って  朝まで飲んで
立派に働けるって  イキがってた

今も同じね  子どもと遊ばずに
黙って逃げるの?  飲み会行くから
おまえ  おとうさんだろ

おまえ  おとうさんだろ
何で1人で寝てるの
おまえ おとうさんだろ
先におかず食べて お皿はそのまま
おまえ  おとうさんだろ
この子の友達の名前知ってる?
おまえ  おとうさんだろ
家族よりじぶんのことばかり

おまえ  おとうさんだろ
おまえ  おとうさんだろ
おかあさんだろ?って  おまえも親だろ
好きな事して  好きな物買って
考えるのは自分のことばかり

今日は服もご飯も  おまえのぶんねーから
一緒にレトルトカレー食べましょ
自分らしく颯爽と生きるわ
あたし  おかあさんだから


⭐⭐⭐


ぼくは親に人生をあきらめさせるためにうまれてきたなんて思いたくないし
親にもできるだけ好きな事をしてほしいし、
子育ての負担は父も母も同じであってほしいし、
女子としては、そういう親をみて育つ方がずっと将来の希望や夢が持てます。


おかあさんにも、私たちと同じ
いつまでも自由に輝く女の子でいてほしい。
見よ、あの空に飛行機の高く飛べるを✈️
無限の可能性があると言いてぇあのです。
まだ見たことのない飛行機のように高く飛んでほしい、格子なき獄舎にいるくらいなら。

女子だって、おかあさんだって、まだまだ飛ばなくっちゃならんのです!!!



🌸🌸🌸ふうこ🌸🌸🌸