バレエ楽しかったー‼️
これから支度して、次は舞台の稽古です( ´͈ ᵕ `͈ )

お芝居がやりたいなぁと思ったのは
小さい頃「ガラスの仮面」を読んでからなので
やっぱりいくつになっても
舞台=ガラスの仮面の世界、っていうイメージが強いです。

なので、舞台シーズンに入ると
些細なことですぐ
「あ この稽古はガラかめのあのシーンっぽいぞ」とか思い出して
稽古とは関係ない時間でも、密かに楽しんでいます。演劇人あるある。笑笑

好きな場面はいっぱいあるけど、
やっぱり一番の衝撃は、最初の大晦日です。
汽笛が鳴り響く中、たかが椿姫のチケット1枚欲しさに、大晦日の年越しそばの出前を1人でやり続け、着衣のまま真冬の海に飛び込むマヤ。死ぬよ!!!

当時、北島マヤ13歳、中学生。
まさかの1巻から深夜労働+児童虐待(´・ω・`)

その後も、作者がマヤに与えた試練や苦痛は果て知れず・・・

演劇をやることを反対されたマヤは、月影先生のもとに家出までしちゃいます。
月影先生のところから帰ろうとしないマヤは、お母さんから絶縁されます。
ちなみにこの時マヤのお母さんの春子さんは、月影先生にやかんの熱湯もぶっかけてます。

お母さんによる養育放棄+暴行傷害(´・ω・`)

月影先生も、40度の熱があるマヤを舞台にあがらせたり(若草物語)
雪の物置きの中にいるマヤと稽古をし続けたり(たけくらべ)
全身ギプスみたいなものでぐるぐる巻きにしたり(石の微笑)
ビンタもしょっちゅうしてます。
教師による体罰・児童虐待(´・ω・`)

芝居の稽古だからって、
こんな非人道的なむごい仕打ちが許されて良いのでしょうか!!!

マヤはまだ義務教育も終えていない未成年の女の子です。物凄い苦痛の表情を浮かべています。涙もたくさん流しています。これは作者によるイジメです。児童虐待です。演劇の楽しさを伝えたいなら、子どもを虐待する必要は無いはずですよね。表現方法に問題があるのでは?これを見た人が真似をして、演技の稽古だと言いつつ子どもを虐待するようになったらどうするんですか?出版社は責任が取れるんですか?その表現方法は過激すぎるのでは?今すぐその表現を変えろ

と、言われたらどう思いますか???

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ぼくは、ほとんどのまんがの作者という人たちは
自分の描きたいテーマを伝えるために

登場人物の人権など微塵も考えずwww
自分が生み出したキャラクターたちを
これでもか、これでもかと不幸のどん底に突きおとし
これでもか、これでもか、と鬼のようにイジメ抜き

まともな人ならとても耐えられないような数々の試練や、とてつもなく高い目標や、幾多の苦行を、

容赦無く与え続ける鬼畜だと思います。

もしも作者が作品の登場人物に訴えられたら
それはそれは、やばいことになります。笑笑

でも、その過酷な状況に対して主人公は、登場人物たちはどう立ち向かうのか
キャラクターたちが動き出すのを待ってそれを紙にうつしとり、こうやって届けてくれる作者がいるからこそ

作品に壮大なドラマがうまれ、
私達読者は、現実社会では体験できないような物語を、キャラクターの目を通してみることができ、

わたしたち読者は

一生忘れられないほどの感動や、興奮や、衝撃を受けるのです。

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何が言いたいかというと、

虚構の世界の中で生きてる人たちを見て
読者である我々が
この現実社会の常識非常識と照らし合わせ
「夢の世界の中のキャラクターがどんな酷いめにあわされているかを切々と訴えること」
に対して

ぼくは、そんなに意味を感じられないと言うことです。

こういう発言をするとすぐ

「じゃあ現実にあなたが同じ目にあわされたらどう思いますか?!イヤなのではないですか?あなたは他人の気持ちに対して想像力が持てないのですか?!」

とか言われるのですが、

そりゃあイヤですよ笑笑

いくらガラスの仮面が大好きなぼくだって、もちろん北島マヤみたいな目にはあわされたくないです。笑

演劇やりたいって言ったら親にも応援されたいし、ラーメン屋の住み込みで出前やらされたくないし、劇団つきかげに入って嫌がらせされて大道具も小道具も壊されてたった1人で舞台に立つより、劇団オンディーヌに入って、お金の心配をせずに幸せに平和に演劇がやりたいですよ。
ビンタされずに稽古がしたいです。笑笑

当たり前じゃないですか。
ぼくが生きているのは現実で、
それは虚構の世界なんだから。

そうです。
読者は、児童虐待を受けても、頭おかしいと言われても、貧乏でも、親がいなくても、それでも演劇だけは、演劇だけはやりたいと
演劇への熱い炎を燃やす北島マヤという女の子をみて

虚構の中でひどいめにあわされているキャラクターの魂の叫びを、娯楽として消費しているんです。同情し、涙し、手に汗握り、現実の世界から「頑張れ、負けるな」と、応援しているんです。

けど、それの、何がいけないんでしょうか。

まんがは、教科書でも参考書でもありません。
まんがに描かれていることは、「やってもいいこと」や「お手本」ではありません。

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いま、いろんなお姉様方がTwitterで

ジャンプの扉絵で女の子たちの水着が取れて女の子たちが恥ずかしがっています!それを見た子どもが、現実の女の子の水着を剥いでもいいと思ったらどうするんですか?!これを見た男性に、女性が嫌がっていてもレイプしていいと思われて、性犯罪が増えたらどうするんですか?!

などと言っているのは、ぼくから見たら

「芝居のためなら女の子を虐待してもいいと思う人が増えたらどうするんですか?花とゆめは少女マンガで子どもも読むのに非常識じゃないですか?北島マヤの稽古はちゃんと冷暖房完備の稽古場でしているように書き直すべきではないですか?!」

という意見を読んでいるのと同じです。

登場人物が虐待されて役を掴んでいたからと言って、演出家が演技の稽古で、中学生を殴ったり監禁したり虐待したら捕まります。
現実社会で、いきなり女の子の水着を剥ぎ取ったら捕まります。ラッキースケベなんてものはありえないし、現実でぶつかったからと言ってそこにあった胸を揉んだら、それは単なるセクハラです。お宝を盗めば捕まります。ほうきに乗って空を飛べば落ちて死にます。ビルからビルへ飛び移ろうとしても死にます。

なぜそれが許されているか。それは、まんがは虚構の世界だからです。

っていうか、「普通はわかるだろ」って思います。


ああああああどうしよう
もし、読者がみんな
そんなレベルになってしまったら
それらのまんが、すべてのコマを
現実社会でも成立するように書き直すか
すべてのコマに「現実では犯罪ですので真似しないでください」という注釈をつけなくてはいけなくなってしまいます

イヤだ・・・そんな世界はいやだ・・・(´・ω・`)

なので、「まんがに載っていたので真似してもいいと思いましたーーーー」なんて言っちゃう人は、ほんと、虚構としてきちんと本を読めるようになってください まじでお願いします・・・

たのむよう・・・


主人公達は、カッコよかったり、健気だったり、愛らしかったり、凛々しかったり、それぞれの魅力を放ちながら、作者によって毎回さんざん不幸のどん底に叩きつけられつつも 負けず、退かず、数々の困難に立ち向かい、身体を張って、時には命までかけて、

彼らはわたしたちに夢を見せてくれているんだよ‼️‼️‼️

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ぼくは、いつも
まんがに、本に、映画に、演劇に、
「いろんな夢を見せてくれてありがとう」と
心から感謝して、ありがたく物語を楽しんでいます。

そしてぼくも
「夢をみせる側の人間」になりたくて
毎日、お芝居の勉強をしています。

物語の中で、苦しみ、悩み、躓き、もがき、
作者にいじめられながら笑笑
しっかりと、自分なりの生きざまをみせていきたい。

同じく、虚構の世界の中で
懸命に生きる人々に感謝して、きょうも台本を読みます。


どうか、この素晴らしき虚構の世界が
現実に侵されてしまいませんように・・・。

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【春名風花♛︎出演】 

2017年8月16日〜20日
『バルバトス』

さぁ踊れ愚かな群衆よ
正義という名の拳を
魔女の頭上に振りおろせ。
↑春名風花扱いチケット予約フォーム

↓舞台フライヤー
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