こちらは、2008年に講談社インターナショナルより出版されたドイジの一作目です。



https://a.co/9QxGcdz

今日はある本のお話をさせていただきます。

脳科学者ノーマン・ドイジの二作目に興味深い装置の話が載っていました。

↑にURLを貼らせていただいています。


ノーマン・ドイジ著

「脳はいかに治癒をもたらすか? -神経可塑性研究の最前線」                          高橋 洋 訳   紀伊國屋書店   2016


直接飛べなくて申し訳ありませんがAmazonで普通に買えます。Kindleでも買えます。私はKindleで読みました。可塑性というのは柔軟性というか適応力といったもので、一度損傷を受けるともう治らないと考えられていた脳の機能に再生する力がある事と解釈しています。


第2章に南アフリカのパーキンソン病友の会会長の

ジョン・ペッパー氏が登場します。早歩きだけで薬を飲まずにPDを改善させたという難病患者のヒーロー的存在の方です。


そして第7章に脳をリセットする奇妙な装置PoNSが紹介されています。脳に穴を開けるDBSのような外科手術を施すことなく、ガムを舌に乗せるようにPoNSを口に含んで電気を流すだけで、あら不思議!辛い症状が改善するというもので、こんな夢のような装置があれば是非トライさせていただきたいものです。

先日、あるオンラインセミナーに参加した時に思い切ってチャットで質問してみたら、日本ではまだ認可されていないという返事が返ってきました。

トライさせていただくにはアメリカ合衆国のウィスコンシン州のマディソン郡にあるウィスコンシン大学の研究室に連絡をとって手続きをしなくてはとか考えるとハードル高過ぎです!

PoNSとは、Portable Neuromodulation Stimulator(ポータブル神経調整刺激器)の略です。

英語が話せる方は、是非トライしてみて結果を教えてください。