もう20年くらい前のことですがパートで介護ヘルパーをやっていました。ご利用者のお一人にパーキンソン病を患う70才台の女性がいらっしゃいました。ヘルパーの力を借りながら、80才台のご主人と二人暮らしでした。

まさか20年後に自分も同じ病気になるなんて思いもよりませんでしたが、確かに症状は今の私よりずっと重かったですね。

トイレは介助がいったし、出かける時は車椅子で1人では歩けませんでした。その方が「薬の副作用で幻覚が見えるのよ」とおっしゃっていました。

小さい子供が遊んでいるんだそうです。

頭はとてもクリアな方でしたので本当に見えていたのだと思います。薬の名前は聞き忘れましたが、多分ドーパミンアゴニストのどれかだったのでしょう。

介護ストレスのせいかご主人が突然心臓麻痺で亡くなられたので施設に入られましたが、どうしていらっしゃるか気になります。ヘルパーには、ご縁が無くなると、その後の情報は入らなくなるので分かりません。


私もその後乳癌になって治療の為にヘルパーは辞めましたが、一段落してからデイサービス施設の手伝いをやり始めました。将来自分が利用しなければいけなくなった時の為に点数をかせいでおくつもりでしたが、それも今、通所リハビリという形で早々に実現してしまいました。


ブロガーさんで、病気の進行に医学の進歩が追いついて来ているので、きっと直るという希望を持ちましょうとおっしゃる方がいらっしゃいましたが、本当にそうかもしれませんね!