コロナ陽性から10日以上経ちました。


鼻と喉の奥にある、
ウイルスとの戦いの残骸やらが居座り、
ダメージを負った粘膜達も、
まだまだよくなりません。


ステロイドによって
発熱は抑えられましたが、
同時に、戦えていないということ。
長期戦になる模様です。


嗅覚がやられてしまっての一番の感想は、


『生きている実感が持てない。』


スーパーに行って食材を目にすれば、
あぁ、こんな味だから、あれと合わせよう。
糠床漬けをあけてみれば、
異臭と旨みの狭間のバランスに
悶絶しながらも極みを感じ。
バスで隣に座った人を嗅覚で感じとれば、
こういう香り、こういうモノを好む、
あぁ、こういうタイプの人だな。
いらぬ妄想を膨らませてみたり。


これが全てが嗅覚のもとで行われ、
わたしの生きる糧になっていたんですよね。


わたし自身のなかにある
『闇』も引き出され、
人間不信、自分不信のダブルパンチ。


空を舞う龍たちも心配そうですが、
ここはわたしがわたしの足で
立ち上がらないといけない時。


それを誰よりも理解し、
遠くから見守ってくれています。





今日は仏陀の教えが、
YouTubeで流れてきました。


真実を生きると孤独になる。
優しさとは知恵に基づいた慈悲。
課題を分離する。
ありのままの反対はわがまま。


孤独を受け入れる時がきたんだろうな。