イケメン苦手の続き | 知り合いには言えない秘密(過去、離婚、不倫)

知り合いには言えない秘密(過去、離婚、不倫)

過去の職歴、離婚の話、不倫の内容など書いていきます。
過去も現在も間違いだらけかもしれない(;´Д`)

不快に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、誹謗中傷は受け付けませんのでよろしくお願いします。

続きです。

普通に店に出勤するようになって、一週間くらいたったかな?
平和だった。
私が出勤してないのを心配してたお客さんとかもいっぱい来てくれて忙しかった。
もう、なんもないと安心してた。

そんなある日の出勤早々。
店の電話がなった。
電話の対応は電話の近くにいた人がする。
なのでこのときは私。

「はい。○○○でございます」

「あ。今日NAOさん出勤してますか?」

「え?私ですけど…」

変な汗がでた。
嫌な予感がする。
聞き覚えがあるようなないような…。

「やっぱり、声で分かったけど確認した。
今から店行くわ」

喉がカラカラになったのを覚えてる。
居場所バレた。
ってか諦めてなかったんや!
なんなん!
無理ってメールしたやん。
私に拘らんと次いきーや(>_<)
なんやかんや思ったけど、ここにいたら捕まる。
逃げないと!

「ごめん!今日店休む!」

と叫んで荷物持って逃げるように店を出た。
店はビルの五階。
エレベーターがなかなか上がってこない。
早くしてよー!
イライラしながら待つ。
ようやく扉が開いて乗り込んだ。
これで友達の家に行ける!
①のボタンを押し、閉を連打。
連打しても変わらないと分かってても気は焦る。

一階に到着して扉が開いた。

彼が立ってた。
息が止まった。
動けなくなった。

「どうしたん?買い物?」

アナタから逃げるために急いで降りてきたなんて口が裂けても言えない。
怖い。
なんせ怖い。
どうする。
うまい言い訳でてこい!

「そ、外で話しようと思って迎えに行こうとしてた。」

「…そうなんや。仕事はええん?」

「…うん。休むって言うてきた…」

「じゃあ、移動しよか」

もうついていくしかなかった。
歩いてる間も色々話を考えた。
でも、どう言っていいかも分からん。
うっすらファンデーションのついたアイマスクと、未使用かどうかわからんローターが嫌やった。
口からウ○コ臭がしてたのが耐えれんかった。
毎日100回くらいなる電話が怖くて嫌やった。
家の前で待ってかと思うと怖すぎて無理って思った。

理由はいっぱいある。
でも、これ言うたらどうなる?
言われたら嫌よな…。
めっちゃキレるかもしれん。
後半の2個は言うてもいいか?
前半の2個は言うたらあかんよな。
色々考えてたらどっかの店の店内にいた。
ジャズBARみたいなとこだったと思う。

話した内容は書きたいけど、ほとんど覚えてない。
なんせ、オレのどこがアカンの?って何回も聞かれた。
ごめんもう無理、私が悪いからごめんみたいなのをひたすら言うて解散した。

そこから電話はなくなった。
でも、お店終わってからの待ち伏せが怖かった。
お店の女の子達ともおつかれー!って解散して1人で歩いてると、自動販売機の影から彼が出てきて

「今日は遅かったな(^ー^)」

ってのが倒れそうになるくらい怖かった。
昔から仲良い男友達に毎回送ってもらってっていうの続けてやっと現れなくなった。

ない頭で導き出した答えは
「自信のあるイケメンのプライドを傷つけずに拒否するのはめんどくさい」
だった。

それにしても、なんであんなに私に執着してたのかは謎。
見た目はすぐ次が見つかる感じの人やったのに。


もう1人。
かなりの男前だった。
ショットバーのバーテンのバイトしてる「ようすけ」
すごいプライド高かった。
付き合ってすぐ言われたこと。

「オレあんまりやりたいと思わんから、やりたくなったらそっちから言うて」

はああぁ~?
ほななんです?

デート中に、頃合い見計らって

「久しぶりに一発どないでっか?」

とでも言えと?

そんなお伺いたててするもんちゃうやろ。
絶対私からなんか言うか!
速攻幻滅したけど、いいとこあるかもしれんし、つきあったばっかりやし。
付き合いは続行。

うん。
何事も決断が遅くて優柔不断。
重々承知しております。

そんなある日、ようすけの家に行った。
それまでに何回かはHしてたけど、どちらから言うわけでもなく私の部屋にきてなんとなく私がリードして開始っていう普通のパターン。
私は「しよう」とは意地でも言わんかった。

その日はあえてそんな雰囲気にしなかった。
そしたら、あんまりやりたいと思わんと言っていたようすけが下半身を出して

「なあ…舐めてや」

いきなりかーい!
つか、誘うのヘタクソ。
ついでに言うと、前から思ってたけど行為自体が単調でヘタクソ。
とりあえず渋々始めた。
しばらくして、なんのスイッチが入ったんかしらんけど、私を寝かせて顔の上に跨がってきた。
何が始まるのかわからん体勢。
今までこのアンクルで人を見たことがない。
不思議に思ってたら、お尻が迫ってきた。
え?え?え?って思ってたら。

「舐めてや」

私の顔の上に、俗に言う「う○こ座り」してふざけたことを言ってきた。
何が悲しくてこんな体勢でそんなとこ舐めなアカンねん!

「え…ごめん。まずこの体勢無理」

「……」

「……」

しばし無言。

「じゃあええわ」

なんやねーん!
それが人にもの頼むヤツの態度かー!
お互い続けるのも気まずくなり着替えて帰ったかな。
後日別れた。

「顔がよくても性格アレでヘタクソはいらん」って思った。

他にもいたけど、全体的に長続きしなかった。
すぐ幻滅するか、私が疲れるか。

カッコいい彼氏の横に立つなら私もちゃんとしないと!とか、気を悪くさせちゃいけない!とか、ちょっと変なとこ見つけても気づかないフリしないと!って思いながらも付き合うとしんどい。
例えば、歯にネギ挟まってても気になるけど言えない。
でも、なんかカッコ悪いって幻滅して勝手に嫌になっていく。
なんだろうね?

そんな私が選んだ旦那。
どんな感じの見た目だったか、なんで結婚したゃったのかは次回書きます(・∀・)