いらっしゃいませ♫



3月11日





10年前、
その時、

私は大阪で仕事中。
壁にもたれていたのですが、
一瞬視界が揺れた気がして、
あれ?めまいかなと、

思いました。



ほんの少し、大阪でも揺れたのです。





どんどん入ってくるニュースは、

聞いたこともないようなもの。





家に帰ってから、テレビを見て、
とんでもないことが起きていることを、
知りました。





遠く離れた場所のこと。



テレビの中で繰り返し聞こえるニュース。

事実を伝える、
数時間前の映像。




これを近くで実際に、
体験した人、
感じた人は、


どんなに怖くて、
今どうしてるのだろう?




とても悲しい、
どうしようもできない気持ちになりました。




当時、保育園児だった、
下の娘は、テレビを見ながら、
怖そうに、


でも、じっと見つめながら、



うちも、こんなことになったらどうするの?

と聞いてきました。






とにかく逃げるのよ。
何も、持たずに、
高いところへ。

ままがいなくても、近くの大人とか、
お姉ちゃんとね、


などと、はなしていました。



私自身、想像できるのは、
そういうことくらいで。



黙って見ていた娘は、



大事な、
Aちゃんの、
保育園で作った、
大切な、
お帽子も?


持っていったらあかんの?






と。
とても不安そうに、
泣きそうになりながら、
聞いてきました。




抱きしめて、
大丈夫。

大事なお帽子は
持っていこう。



と言ってしまいました。







数日後、

地震や火事の時は、
何も、持たない、取りに戻らない。



お帽子は、
取りに戻らないと、



自分で言っていました。

先生に教わったのか、
テレビを見て、感じたのか。





昨日の朝の、
テレビで見ました。



5歳の弟さんを亡くされた方が、

当時、その子が好きだった、
鯉のぼりを、
お家から見つけて…。


飾ったというお話。



当時の娘と同じ歳の弟さん。



小さくて可愛くて、
守りたかった存在。



通勤中の車の中、
涙が出ました。





皆さま、
今は、
元の生活に戻ろうと、
強く生きられていて。

お店や、
お仕事を、
頑張られていました。



笑って、

前を向いて。



心の中では、きっと、

誰かのことを思い続けて、



頑張っておられるのだろうなと、
感じました。





遠く離れている、ここで。

私は、きっと、


ほんの少ししか、
わかっていない。



ほんとの苦労も、悲しみも、
わかっていないんだと思うのですが。



テレビを通して、
新聞を通して。



かんがえていけたらとおもいます。





感じていたいと思います。






初めは、
浅田家!のこと、

にのちゃんのことも、

書きたいと思っていましたが、
書けなくなってしいました。

少しだけ。











写真。



大切なもの。





その時の、空気ごと、


気持ちごと、



形に残せるもの。




想いが詰まっているもの。







ありがとうございました♡