スペイン人で初めて
エボラ出血熱に感染した
ミゲル・パハレスさん死亡

 

スペイン人で初めてエボラ出血熱に感染したことが確認され、マドリッド市内のカルロス3世病院で治療を受けていたミゲル・パハレスさんが12日、死亡した。

 


病院筋によると、12日未明の
3~4時にパハレスさんの呼吸が停止。医師らは器官挿管はせずミゲル・パハレスさんを鎮静した。「そこから容態が悪化した」と取材に応じた医療従事者は振り返る。「容体はもともと思わしくなかった。ウィルスに侵され、腎臓も悪かった。チフスにも罹っていた。心臓にも問題があった。抵抗力を全て失っていた。生き延びる望みはなかった」


亜鉛のテープで密閉された棺はマドリッド・ビジャルバの火葬場での焼骨されるため
13:55ごろ病院から運び出された。遺灰は明日朝11:30からマドリッドのサン・ラファエル病院付属の教会で執り行われる葬儀の後、遺族に引き渡される。遺骨の埋葬は内輪で行われるとのこと。

 

ミゲル・パハレスさん(75)はリベリア・モンロビアにあるサン・ホセ病院の院長との接触でエボラに感染した。院長は以前、エボラ感染テストを受け、そこで誤った陰性が出ていたため、ミゲルさんは特に警戒せず院長に接していた。そのためヴィルスに感染してしまったのだった。ミゲルさんは50年の間、宣教師としてアフリカで活動してきた。来月には定年退職する予定だったという。

 

 

8/10日付記事に次のようなことが書かれています。


○スペイン人で初めてエボラ熱に感染したことが確認されたミゲル・パハレスさんに「ZMapp」という名前の薬が投与されようとしている。


○これはアメリカの研究所で試験段階の薬で、スペイン厚生省の許可を得て特別に輸入された。


○エボラに感染したアメリカ人2人もこの薬が投与されている。


○患者が重症で、国内で承認されている薬では対処できない場合、当局の承認を得て海外から特別に薬を輸入できるとスペインでは法律で決まっている。


○ミゲルさんの容体は安定している。熱も出血もない。親族はこれを回復の兆しとみて期待を抱いている。


○ミゲルさん本人の意向で容体などの詳細については公表されないことに決まっている。

9日付けradiointereconomiaウェブ版

アメリカでエボラ出血熱患者に投与されている「ZMapp」という薬が、厚生労働省の特別な承認を受けてスペインに輸入された。スペイン人ではじめて感染が確認されたミゲル・パハレスさんに投与される。


ミゲル・パハレスさんの様態は安定していて、出血も熱もない。これを回復の兆候とミゲル・パハレスさんの親族は見ていると、ミゲルさんの弟エミリオさんは話している。


ミゲルさんと一緒に働いていた修道女のチャンタル・パスカリネさんが死亡した。チャンタル・パスカリさんはエボラに感染しサン・ホセ病院に隔離されていた修道女のうちの1人だった。ミゲルさんらが所属するカトリック系慈善団体は3-4人の医療従業者からなるグループを現地に派遣する準備をしている。このグループは現地にいまだ取り残されているエボラ患者で団体メンバーの2人に対応する。また、現在運営が止まっているサン・ホセ病院を再興させるために今後、これより大きな団体を現地に送りたいと団体代表者は話している。

ということなどかかれてます。