お酒が好きな僕は、気になるお酒や美味しいお酒があると、販売している酒屋さんを探したり、酒屋さんであれこれ聞いたりしてお酒を買ってます☺️

中には、なかなか酒屋さんで取り扱いが無いお酒もあるので、そんな時は酒蔵に買いに行ける所は酒蔵さんを訪ねて購入したりもしてます。

そんなお酒の一つに、立春の日の朝にお酒を蔵出しする「立春朝搾り」と言うお酒があるのですが、酒屋さんでも販売しているお店は少なくて、日本名門酒会と言う協会に参加されている酒屋さんで、その酒屋さんが取り扱いがある物を買う事が出来るお酒なんです。

僕が通っている酒屋さんでは毎年、秋田、栃木、千葉の酒蔵さんの立春朝搾りの販売をしていて、近くでは東京の青梅の酒蔵の「澤乃井」さんの物を3年前まであったのですが、澤乃井さんが造るの大変なので立春搾りを辞めてしまいまして… 😭 日にちをずらして同じ時期に販売する寒仕込のフレッシュなお酒を新たに販売されているので(爽やかでとても美味しいお酒です)澤乃井さんが飲みたいな〜と言う時は予約して買ってます。

僕の地元の神奈川でも、その立春朝搾りのお酒を造っている酒蔵さんが一軒だけあるのが判りまして、何処で買えるのか?酒蔵さんで販売しているのか?を聞きたくで酒蔵を訪ねて来ました🎵

立春朝搾りは蔵出しする日にちが決まっているので、日々発酵して出来上がる生き物のお酒の味がちゃんと整うように仕込んで生産するのは本当に大変で、嫌がる酒蔵さんの方が多いんです。

そんな大変なお酒造りにチャレンジしている酒蔵さんはどんな所何だろう?と興味があったのもあり、訪ねると…

お正月に毎年お参りしている足柄の道了尊の近くに箱根山と言う銘柄のお酒の看板があり、近くに酒蔵があるのは知ってはいたのですが、行くのは初めてで、ナビを見ながら細い道を行くと、お酒の旗と杉玉と古い建物が見えまして

神奈川でも古い方の酒蔵さんの井上酒造さんは創業232年の老舗です。

建物も大きくて、かなりの年数経ってるな〜と思ったので、いつ頃出来た建物なのですか?とお聞きしたら、関東大震災の頃に出来たそうですと言うので、百年もこの地にある建物なのか〜と隅々まで良く見ちゃいました😅

入り口の看板は戦前にこの酒蔵で販売していた銘柄の国基(こくき)とあります。

今は箱根山と言う銘柄のお酒を販売してます。

蔵元さんでの販売もしているので、お隣の蔵の中で造っている商品を説明して貰えます。

中はこんな感じです。


僕が気になっていた立春朝搾りのお酒は、酒蔵での販売は無く、やはり取り扱いのある酒屋さんでの予約販売になるとの事で…残念😭今度は酒屋さんも調べて来ますねと笑い話になりました。

初めての酒蔵さんなので、お酒の素性が判らないので、蔵の方に普段飲んでいる僕の酒の好みを話し、箱根山の特徴などを聞き、幾つかこれはどうでしょ?と話し、平均的な物をチョイスして購入してきました。

右側が箱根七福神特別純米酒で、左側が箱根山 純米吟醸ブルーボトルです。

僕は普段冷やして飲むのですが、箱根山は常温で飲むとお酒の素性が良く出ますからと進められたので、冷やと常温を試して飲みたいと思います☺️

ここ数年の日本酒業界は、国内での日本酒離れに危機を感じていて、何処の酒蔵さんも良いお酒を造くる為に工夫したり、お米や酵母を変えた新しい造り方を試したり、昔ながらの造り方にこだわりながら良いお酒をと頑張っています。

日本酒も美味しいですよ👍サワーやハイボールも飲みやすいですが、ご自身に合う日本酒があると思いますので試して見てくださいね。

酒蔵の話でした🍶