僕等がいた 全16巻
小畑友紀 先生
ベツコミ 小学館
映画版のキャッチコピーは、
【最愛を信じた 永遠の純愛ストーリー】
まさにそうです!!😂
たぶん僕はもうこの作品は3周くらい読んでますが、今回ブログに書くにあたって再度読み返したら、今回が1番泣けました!
大人になればなるほど、登場人物たちの純粋さが心臓に直撃してくる物語なのかもしれません。
もう自分は二度と戻れない聖域を覗いてる感じ。
青春そのもの。戻りたいけど戻れない。
取り戻せない時間。
深く、暗く、悲しく、読んでて辛くなるけど
それでも登場人物たちの幸せを願いながら夢中で読んでしまう、
そんな作品です。
矢野の身に降りかかる不幸の連続が、ほんとにえぐすぎて読むのがつらかったです。
大好きな作品。
◉超荒あらすじ◉
女子の3分の2が一度は好きになると言われてるスーパーモテ男矢野。
主人公の七美は矢野に恋をする。
どこか闇を抱えた雰囲気の矢野は、実は中学時代に最愛の元カノを亡くした過去を持っていて、、、。
◉前後編◉
物語が大きくふたつに分かれています。
1〜8巻の高校生編
9〜16巻の大学生・社会人編
高校生編は、とにかく青春そのものです。
矢野と七美のやりとりがいちいち可愛くてほっこりします。微笑ましい。
大学・社会人編は、ガラリと雰囲気が変わりまして、読み進めるのが辛いほどです。
1〜8巻の幸せな高校生編が全部フリになってるかのような苦しくて重くて悲しい後半の物語。めちゃくちゃ泣かされました。
どのキャラに感情移入して読んでも辛いです。
でも夢中になってしまいます。
◉好きな台詞◉
好きなシーンや台詞は、数え切れないほどあります🤷♂️
ひとつは
11巻で千見寺と七美が矢野の話をしてたときに千見寺が言ったセリフ
出会いがあればあるほど
『…ああ、あんな人はどこにもいない』
って思い知らされるの
です。
有名なシーンでもない普通の会話の中のセリフなので地味なんですが、なんかめちゃくちゃ好きなセリフです。
共感したんですかね。
あとは、4巻で矢野が亡き元カノ奈々への本心を初めて語ったシーン
全部許してやる
だから生きて帰ってきてほしい
もやばかったです。
あとあと、最終巻の16巻はもうずーっと泣いてました!!
本筋の七美と矢野の話ももちろんですが、
矢野と竹内の友情のシーンがガチ号泣でした😭
いいやつすぎる。。。
矢野も地味に泣いてる😂
◉気になったシーン◉
七美が、矢野への気持ちを捨てきれずに竹内のプロポーズを断ったときに、二度と泣かないと強く心に決めた名シーンがあるんですが、、、
一回強く心に誓ったシーン、ほんまに何だったんや🤣🤣🤣
◉実はここに注目◉
名シーンや名セリフいろいろありますが、地味に僕が1番好きなポイントが、
矢野はたまーに甘える時だけ高橋じゃなくてナナちゃんて呼びますけど。
高校時代のまま、大人になってもずーっと苗字で呼び合ってる感じが、なんか個人的にめちゃくちゃ好きなんです😎
◉まとめ◉
総評 オススメ度 9.8 /10点満点中
胸キュン度 ★★★★★
キャラ ★★★★☆
設定 ★★★★★
ストーリー ★★★★★★★★
絵 ★★★★★
泣ける度 ★★★★★★★★★
とにかく泣けます。
少女漫画でこんなに泣いたのは久々でした。
キス、絶交、キス 以来かも。
超オススメですー!
ちなみにオススメ度は、
僕が今まで紹介した32作品の中で、
キス、絶交、キス
に並んで9.8点で同率1位です🎉