僕等がいた 第10巻
小畑友紀 先生
ベツコミ 小学館
矢野の過去編、七美達の社会人編、は本当に暗いというか心をえぐられるような内容になってますので、さらっと紹介します!
僕なんかの稚拙な文章ではなく、コミックスでちゃんと読むことをガチ推奨します!!
以下ネタバレあり!!
◉10巻のネタバレ感想◉
矢野は七美に会いに北海道に行くためにバイトを始めます。
そして母親の家計簿を覗き見て、家計が赤字であることを知り、さらにバイトを増やします。
ほぼ毎日放課後はバイトに直行しそのまま始発まで働いて、翌日また学校に登校するという地獄みたいな高校生活を過ごします。
そんなハードな日々を送る矢野のもとに、北海道から山本有里が突然訪れます。
いきなり訪れた上に泊まらせてもらおうとしてくる有里に矢野は冷たく対応しますが、有里は一度矢野と関係を持ってるからか、全然へこたれずにゴリ押ししてきます。
まるで粘れば絶対に矢野を口説き落とせる自信があるかのように。
でも自分が欲しいもののためならなりふりかまわずゴリ押しするスタイルは、ちょっとだけ共感できます。
矢野のことほんまに好きなんやなー😂
矢野はそんな有里を、ちゃんとはっきりと拒絶します。
一度だけ関係を持ったあのことも、ただの間違いだ、と。
でも
七美に会うためにバイトばかりして成績が激下がりしていく矢野。
やっぱり有里にとっては、あの一回がそうとう大きな出来事だったみたいで、あれがあったからずっと矢野を想い続けれてたんですね。
はじめて誰かから必要とされたと感じた出来事だったそうです。
さらに矢野のお母さんがガンで倒れます。
そして、、
さらに一波乱ありそうな予感。。。!!
しかもけっこう重いみたいで、5年生存率は13%と医者に言われます。
中3で元カノ奈々が亡くなって、高2で大好きな彼女の七美と離れ離れになって、高3でお母さんまで失いかけてる。。
さらに、七美のように可愛がってる愛犬・ララ美をアパートから追い出されそうになる。
なんで矢野ばっかり😂
こんなつらい目にあってる矢野ですが、受験勉強を頑張る七美の邪魔にならないように、七美には何も言いません。
千見寺は、そんな矢野を少しでも支えようとする。
高橋(七美)に言えないことも
全部代わりに受けとめる
だから全部 あたしに吐き出して
さらに一波乱ありそうな予感。。。!!
〜〜11巻へつづく〜〜
ほんとに、北海道編終わってからずっと暗いです。
さらに矢野の過去編には、電話の声と矢野の記憶の中でしか七美が登場しないのも、読んでてすごく切なくなってきます。
これ以上悲しい話読みたくないけど、絶対次の巻ももっと悲しくなるんだろうなー😂