パフェちっく! 16巻
ななじ眺 先生
↑あんまり風呼っぽくないけど、この表紙好きです。
前巻では、壱とのアクシデントキス事件で大也と気まずくなり、さらに親友たちの言葉で、本当に大也のことが好きなのかがわからなくなってきた風呼。
〜〜以下、ネタバレあり!!〜〜
◉16巻のあらすじ&感想◉
でも、それでも、わからないけど、今は大也のことを考えてるよ、と思う風呼。
壱の優しさにまた触れた風呼。
一方、大也は
廊下であっても目も合わせてくれない大也。
会えばにこっと笑いかけてくれて、笑い返して、ふざけあう。
↑でもニット帽はそもそも、大也に隠し事をした罪ほろぼしのために勝手に編み出しただけですけどね!
長所を足し算したらどっちが好きなのかわかる、なんてそんな単純なものじゃない。
僕なんかは逆に、冷静に考えたら長所なんかほとんどなくて、ダメなところばっかり、みたいな女の子を好きになってしまいがちです。
頭ではダメだと思ってても、心が向いてしまってたらもう止めれないですからね。
それに気づくたびに、頭と心は別物なんだなと再認識してます。
でも風呼の場合、こんな風に考えてる時点で、気持ちは大也に傾いてるんだろうなとは思いますけど。
壱激怒!
「いるっつったらくれんのかよ!」
好きな女の子が自分の従兄弟と付き合ってて、その従兄弟に、おまえあいついる?なんて言われたら腹立ちますよねー!
くそー!
それが当たり前だと思ってた。
その帰り道に、大林は大也の友達の名も無き男にフラれる。
大也との距離はなかなか縮まらない。
そんなときに新たな事件が。
大也がトラックにぶつかり(?)入院。
(結果、ただの検査入院ですが)
そのことを壱から聞かされる。
大也からは口止めをされてるけど、と。
なんだ、じゃあ大也はやっぱりまだ私には会いたくないんだ、としょげる風呼に、壱は
壱の言葉に背中を押され、大也に会いに。
病院で会った大也に、ただの同情なら帰れよ、とまた冷たい態度を取られる風呼は、奥の手とばかりに編みかけのニット帽を投げつける。
大也のだよ、と。
今でも大也のことが好きかどうかははっきりわからないけど、少なくとも、これを作ってるときにずっと考えてたのは大也だよ、と気持ちを伝える。
そうしてやっと大也と仲直り。
大也は久しぶりに、いつもの優しい大也に戻る。
やっと仲直りできた。
いつもどおり平和な学園生活に戻り、
大也の友達2人と、風呼の親友の小森と大林と、6人でトリプルデートみたいなことを。
「他に好きな子がいる」と。
落ち込む大林のために、風呼はある作戦を思いつく。
「他に好きな子がいるだけで彼女がいないならまだチャンスはある。大林のことをもっと知ってもらえればもしかしたらいつか。。。」
と思い、大也たち3人を誘い、6人で期末試験の勉強会をしよう、と。
これには僕も嫌な予感がしました。
16巻はそんな感じで終わりました。
まあ前半で大也と仲直りできたし、よかったかなと思います。
あとは大林たちとの仲がどうなるのか。
そして壱との可能性は今後もまた浮上してくるのか、も気になるところです。
〜〜17巻へつづく〜〜