手を繋いで幼稚園に向かう親子(つなぐというより、お母さんが子どもの手を引く感じ)


途中で子どもがコケたんです。


「痛い」と足を押さえて泣く子ども

「大丈夫、大丈夫」と言ってそのまま手を引いて進むお母さん


私は慌てて追いかけて「靴が脱げてますよ!」と、靴を拾いました。


コケた時にお子さんの片方の靴が脱げていたんですよね


お母さんは「あ、すみません。靴履く?」と子どもに取りに行かせる感じでした




急いでおられたのかもしれません。

たまたまだったかもしれません。


でも、なんかその場面を見て、

「もっと子どもを見てあげてほしいな」と感じたんですよね


痛がってるよ

靴脱げてるよ

気づいて!

って思ってしまいました。


靴が脱げているのに気づかず引っ張ってく姿が、なんかそう思ってしまったのかもしれませんね。



子どもを「見てる」というのは、ただ「視界に入ってる」のとは違います


その子がどんな子で、何を感じているか

それを感じ取る、理解してあげることだと思います




コケて痛がっている子に親が「大丈夫!」「痛くない!」って、あるある。


だけど、

痛いかどうかをきめるのは子ども本人です


お母さんが決めることじゃありません

(だってお母さんはコケてない)


ただ「大丈夫?」「痛かったね」って声をかけてあげるだけでいいんです



私にも経験があります

「我が子には強い子に育ってほしい」なんて思いから、

コケても「そんなの大丈夫だわよー!」と声をかけていましたね


痛がって大泣きされること

それがなんか不安だったんでしょう



痛かったら泣いてもいいんですよ

悲しかったら泣いてもいいんですよ


我慢させたからって強くなりません

(甘え下手にはなるかもしれません)


泣いたあとでいいから立ち直れるなら

それは強さだと思います



だから甘えさせてあげて大丈夫。

しっかり甘えられた子は強く優しくなります。

「痛かったね、大丈夫?」と抱きしめてあげてもいいんです。




これはこのお母さんのことを責めるために書いてるわけでなく、このあるあるの場面から過去の自分を重ねて思うことがあったので取り上げさせていただきました



少しでも多くのママが、子どもが、幸せを感じられますように♡