もっと軽やか&アクティブにいこう!
パンデミックはなかなか収束しないですが、時代もみなさんの好奇心も、立ち止まることなく前に向かって動き続けています。
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2022年がもっと楽しくなるよう、みなさん前に向かって動き続けています。
軽やかに生きる心のデトックス法
恋愛や仕事、人間関係など、さまざまな場面で悩みはつきものです。
ストレス社会といわれる現代で、軽やかな生き方を身につけるには、どうすればいいのでしょうか?
ストレスの原因の9割は人間関係
『Me First』でまず自分を満たす
ストレスを溜めやすい人の共通点は、「自分を抑え、ひとりでがんばって解決しよう」と問題を抱え込みがちな人です。
また、助けを求めるのが苦手な人が多いです。
良い人であることが多く、こういうタイプは、周囲や相手につい合わせすぎてしまう傾向があるので、気をつけることが大切です。
また、人間関係と聞くとまわりとの関係に目を向けがちですが、実は自分自身との関係も含まれます。
いい加減は『良い加減』だと思い、自分にも他人にも完璧を求めすぎないように意識すれば、気持ちがいくぶん楽になるはずです。
お奨めしているのが「Me First」です。
誤解しないでいただきたいのが、『Me First』は『Me Only』ではありません。
自分は我慢して相手だけを満たそうとすると、自分は空っぽなままなので無意識のうちにストレスの原因になってしまいます。
そうならないために、『Me First』でまず自分を満たし、よろこんで迎えることから始め、そして相手も満たします。
これは同時に、相手の『Me First』を受け容れることにもつながります。
「よろこびリスト」を作成する
ストレスは、リラックスしたり、よろこびを感じることでも、かなりゆるめられます。
そのためにお奨めなのが「よろこびリスト」の作成です。
自分に深いよろこびや充足感、安らぎをもたらすもののリスト作りをします。
「仕事で達成感を得る」などでも構いません。
ただし、最低でも5カテゴリー、できるだけ具体的に挙げることです。
1から5まで全部仕事というのではなく、『自分のよろこび』というところがポイントです。
カラオケが好きな人もいれば、絶対行きたくない人もいるように、自分を満たすためだけのリストでいいのです。
そして大事なのが、時間ができたらやるのではなく、時間を作ってやることです。
多忙な毎日の中で実現しようとすると、日々のタスクの何かを削らなければできません。
そうして、人生における優先順位をつけていきましょう。
心を軽くするには、習慣や思い込みを減らすことです。
心を軽くするためにできる基本の6つ
軽やかな生き方を手に入れる心のデトックス法として、SNS時代に実践しやすい6つの思考法や行動を伝授します。
1. SNSとつながっていなくても、みなさんは必要な人間であることに変わりはありません
ソーシャルメディアがみなさんの生活に染みわたって以来、多くのことが変わりました。
「SNSでつながっていることが、自分が必要とされている証明だ」と思い込んではいないでしょうか。
「SNSがなければ、つなぎ止められない関係なんて必要ない」と気づくことから始めましょう。
2. きらきら症候群から脱け出す
いつも煌めいた自分でいるなんて無理です。
生活のすべてをSNSでむき出す必要はありません
ですが、ちょっとした失敗や落ち込んだことを打ち明ける、そのような素直で正直な部分に思いのほか人は共感したり、つながったりしてくれるものです。
きらきら症候群に陥らず、現実味のあるみなさんを受け入れましょう。
3. 無理な即レスをしない
LINEやメールなど、無理して返事をすごく早くしている人ほど、相手から即座に返信がないことを気に病みがちです。
仕事で急を要する場合はもちろん例外です。
ですが、「プライベートなどでは即レスをしなくても、私は悪い人じゃない」とみなさんが知っておけばいいのです。
がんばりすぎる人ほど、相手がみなさんと同じことをしてくれないと不安になります。
無理なただちに返信することをやめれば、時を移さず返信をしない、相手の事情もわかるようになってきます。
みなさんを無視しているわけではなく、忙しいだけかもしれないし、今のみなさんのモードにはついていけない状況なのかもしれません。
4. 人間関係を整理する。
みなさんのエネルギーを奪う人からは距離を置きましょう。
電話やメールが着信したとき、スマホの画面に表示された名前を見て、「気分が上がるか」「気分が落ちるか」がバロメーターです。
気分が落ちる人は「エネルギーダウン系の人」と心のなかで色分けして、一呼吸置き、みなさんのなかで時間を決めて対応しましょう。
「ちょっと用事があるけど、◯分だったら話せるよ」など、時間を区切ってみなさんを守るのもひとつの方法です。
「この人とはあまり関わりたくないな」と感じるみなさんに正直になることは、「心を込めて自分に応対する」ことでもあるのです。
5. 自然の中へ行き、人間の本性に立ち返る
「Nature」という語には、「大自然」と「本性」の意味があります。
ですから、大自然の中に行き触れ合うことは、人間の本性に立ち返ることでもあるんです。
「自然の中にはバリエーションがあり、それにはいやし効果がある」というデータもあります。
一方、みなさんの本性に立ち返るとは、簡単にいえば「無理をしない」ことです。
迷ったときは、「それが豊かでリラックスした、自分の人生に必要なことか」を問いかけてみましょう。
我慢や無理をしていることを自覚するだけでも、ストレスを和らげるきっかけになります。
6. 人生は『ゆとり』で埋める
身の回りにものが多いと、注意力が奪われるといわれています。
それは、さまざまなものが目に入ることで、脳が無意識のうちにそれらの情報を処理しようとするからです。
空間も人生も、ものや情報ではなく『ゆとり』で埋めましょう。
また、なにかが必要になったときに、「すべて自分一人で解決しなければ」と思うのではありません。
「誰かが助けてくれる、自分はそういうつながりの中で生きている」と思えば、もしものときにどうしようという心配や不安が緩和されます。
なにかあったとしても、「人は本来助け合うものだ」という信頼感があれば、ものを増やさずに済みます。
信頼を育むことで執着を減らしましょう。