走っている時間が楽しいので、行き先を決めずにひたすら走る、というのは運転の醍醐味です。
じっくりと悩むことができるので、私は自動車のなかで考えごとをするのが好きなんです。
仕事のこともプライベートのことも、決断したのは自動車のなかが多いです。
自動車は建物の個室と違って、変わっていく景色を見られたり、それによってふと笑ったりもできます。
そういうところが、自由な発想を生んでくれるのだと思います。
”究極の個室”といえますよね。
もし、みなさんが、なにかを体得しなくてはという気持ちで、教材などを取り寄せたり、習いに行ったのに、自分で自分のお尻に鞭を打たないと動けないというのは、本当はやりたくないことかも知れないのです。
やりたいと思おうとしていても、心の底では、やりたくないことなのかも知れないのです。
人って、本当に好きでわくわくしてやりたいことの場合は、人が反対しても、さっさとそっちに行きますし、自発的に、軽く、やっちゃうのです。
だから、自分でそれがいく道であることが、わかると思うのです。
自分のなかのやる気エネルギーとして!
自然体で自分を流していくときに、本当にやりたいことに気づくものであり、やってしまえる良いことに出逢うものですから。
みなさんが思う夢を叶えたり、求める良きものをこの人生に多く惹き寄せたいとするならば、それがなんであれ、まず先入観を持つことをやめることです。
あれこれ詮索することや、うるさい理屈を持ち出すことをやめることです。
はじめてしまえば間単に身につくことや、ものになることや、手に入る良いものがあったとしても、そこに関わる前の段階で、頭でこねくり回してなにかしようとすると、うまくいくものまでいかなくなることがあるのです。
うるさい理屈を捨てることの大切さについて、お寺の方に聞いた話を、次回の記事でお話しします。