「ありのままに自分らしく生きたい」
「自分らしさが発揮できる仕事をしたい」
「自分らしく働きたい」
みなさんも、このように考えたことはないでしょうか。
「自分らしさ」は、オンラインサロンで話していると、必ず出てくる合い言葉です。
仕事は、みなさんにとって楽しいことがたくさんあります。
このような環境で心掛けていかなければならないのは、「自分のことを大事にしてもらっている」「愛してもらっている」「よく見てもらっている」ということが、みなさんに伝わるような、愛情のかけ方や丁寧な関わり方を積み重ねていくことです。
みなさんの主体性を大事に、温かい思いをもち、丁寧な関わりをしていく、みなさんの援助者の存在がとても重要だと考えています。
私が大切にする他人との「4つの関わり方」
この人だからこそ持っている、キラキラを見逃したくありません。
「その人らしく伸びていく」ために、私が大切にしている他人との4つの関わり方があります。
「認める」
まずは「認める」こと。
みなさんの行動や言葉をありのままに受け止め、その心の奥にある思いを汲みとります。
「自分の気持ちをわかってくれているな」
「気持ちに共感してくれている」と感じることで、みなさんにとって、サロン主催者は、安心できる信頼できる存在となります。
「見守る・待つ」
2つめは「見守る・待つ」ことです。
外食から帰り、他のメンバーが部屋にもどっても玄関で動かない人がいます。
その人には、「玄関にいる魚の様子を見たい」という思いがあります。
私がしばらく見守り、「魚さん元気ですね」と言葉をかけると、「はい」と答え、満足した様子で、他のメンバーの待つ部屋に向かいます。
メンバーの思いに寄り添い、待つことは、メンバーの『満足』につながり、次の意欲を引き出していきます。
自分から興味を持って行動に移す力が、どんな人にもあることを信じることが大事です。
「見つける」
3つめは「見つける」ことです。
人には必ず、心が動く瞬間があります。
考え方や興味、行動など、その心が動く瞬間を見逃さないことがサロン主催者としての責任です。
「仕掛ける」
そして4つめは「仕掛ける」こと。
心が動く瞬間を見つけたら、遊びなどを通しての学びを仕掛けます。
物的な仕掛けだけでなく、興味に対して先を見越したみなさんの接し方を考えることも、仕掛けることの大切なひとつです。
みなさんが遊びを工夫し、もっと楽しくしたいと思うと、こうしたらいいなという気持ちや、それに対しての興味関心も出てきます。
自分のやりたいことに向かって、満足するまで遊べる環境が大切です。
『遊びのなかからの学び』をサロンの柱としており、それが大切にしてい要です。
しっかりとした信頼関係が築けている人から向けられた言葉に、メンバーは必ず耳を傾けます。
その言葉を理解するまで私は待ち続け、心に落ちてくる瞬間を見逃さずに、それに向けて動きはじめたときに、少しだけ手を差し伸べます。
みなさんが今まで生きてきた力では判断できなかったことを、きちんと伝えていくことです。
そのためにみなさんとしっかり向き合うことです。
一緒に感動したり発見したりすることで、心の育ちをなによりも大切に支えています。