コミュニケーションで大切なのは、相手の味方になることです。

 

 
 
 
 

相手から「この人だったら分かってくれる。この人だったら信頼できる」と感じてもらうことです。

 

 

 

 

 

では、どうすれば味方になれるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

  周囲を味方につける人は、3つの習慣を大事にしていました

 

 

 

 

 

 

どんな仕事をしていても、あるいは仕事以外になにかやりたいことがあったとしても、大きな成果を出そうと思うならば、人からの協力が欠かせません。

 

 

 

 

 

そうはいっても、相手が忙しそうにしていたり、あまり関係が良くない人だと「協力を仰ぐのは少し気まずいな」と思って、遠慮してしまいがちになるのも事実です。

 

 

 

 

 

一方で、周囲を自分の味方につける人は、生まれつきそうだったわけではありません。

 

 

 

 

 

 

むしろ、生きていく中で後天的に、自分の発言や行動によって協力関係を構築していったのです。

 

 

 

 

 

そう、周囲を味方につける人は、決して天性の才能の産物ではなく、地道な習慣の賜物なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味方は、「性格が合う人」とは限らない

 

 

 

 

 

味方を作ると聞くと、つい「性格が合う人を増やす」ことだと思いませんか。

 

 

 

 

 

 

性格が合う人とは共通点が多く、共感しあえるものが多いですよね。

 

 

 

 

 

 

一緒に会話していると、あうんの呼吸で話が進むことも多く、とても居心地が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

ですが、実のところ、性格が合うかどうかは、味方になるうえではあまり関係ないのです。

 

 

 

 

 

味方とは、性格よりも「互いの目的や取り柄が一致する人」を指します。

 

 

 

 

 

 

たとえば、目標達成に必要な情報をすすんで提供してくれる。

 

 

 

 

 

 

自分のアイデアや意見を支持し、のってくれる。

 

 

 

 

 

 

困難な壁にぶつかったときに、乗り超えるための手助けをしてくれる。

 

 

 

 

 

 

このような人が、みなさんの味方といえます。

 

 

 

 

 

 

このとき、気が合うまたは、合わないということは、あまり関係しません。

 

 

 

 

 

 

実際、プライベートではほぼ交流がないにもかかわらず、仕事でお互いにスムーズに協力し合えている人たちも大勢います。

 

 

 

 

 

 

仕事においては積極的に協力しあっていますが、趣味やプライベートの過ごし方はほぼ真逆というケースも珍しくありません。

 

 

 

 

 

 

逆に、仮にプライベートでの人間関係が良かったり、共通点が多かったりしても、いざというときに手を貸してくれなければ、味方とはいえませんよね。

 

 

 

 

 

 

 

このように、味方とは性格や気質ではなく「目的や長所が一致する人」と心得ましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

周囲を味方につけると、人生が必ず好転していく

 

 

 

 

 

 

周囲を味方につけると、今どれほど苦しい状況に置かれていても、例外なく好転していきます。

 

 

 

 

 

どうしてかというと、力を貸してもらったことによって、自分の限界を超えることができるからです。

 

 

 

 

 

 

多くの社会人は、会社やお客様から求められるレベルに応えようと思うほど、自分自身の限界を痛感して立ち止まってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

しかし、周囲が味方になってくれると、限界を突破して困難を乗り超えるきっかけが生まれます。もちろん、最終的には自分自身が努力し続けることが重要ですが、自分1人では決して見つからなかった突破口を人の支えによって見出すことができて、状況が好転していくのです。

 

それがやがては、以前お伝えしたように、好循環を生み出すことにつながっていくのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  人は、応援することが好きな動物である

 

 

 

 

 

 

もともと人は、だれかを応援することが好きな動物なのです。

 

 

 

 

 

 

たとえば、毎年箱根駅伝やフルマラソンが開催されていますが、そのときはレース脇に大勢の人が並んで、一度も話したことがないランナーにでさえ一生懸命声援を送っていますよね。

 

 

 

 

 

お気に入りのチームが試合に出るときは、お金を払って応援しに行く人も数千人以上います。好きなアーティストを追いかけるために、わざわざ休暇をとってライブに行く人もいます。

 

 

 

 


 

このように、人はだれかを応援したり支えたりすることが好きであり、応援によってやりがいや充実感を感じるのです。

 

 

 

 

 

 

ですから、相手が自発的に協力してくれるということは、自分の利益以上に、むしろ相手にとっても大きな価値を与えているのです。

 

 

 

 

 

 

そのようなWin-Winの関係こそ、ビジネスの理想ともいえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

味方づくりは、正しい習慣の形成から始まる

 

 

 

 

 

 

 

「相手に与えられるメリットなんて思いつかない」「相手と境遇も仕事も違うから、共通する目的が見つからない」と思った方もいるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

いいえ、実は自分がどんな境遇に置かれていても、あるいは相手がどのような人だったとしても、味方につけることができます。

 

 

 

 

 

 

そのためには、3つの習慣を実行していくことが欠かせません。

 

 

 

 

 

 

  1. 自分から相手を味方と見なす
  2. 人に教えてもらったことを即座に実行し、感謝を伝える
  3. こまめに素早く判断する

 

 

 

 

 

ぜひ、これらも併せてチェックしてみましょう。

 

 

 

 

 

 

みなさんが周囲を味方につけて、自分の限界を突破できるよう応援しております!

 

 

 

 

 

私が嬉しいと思ったとき、相手も自分のことのように一緒に喜んでくれると、もっと嬉しい気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

喜ぶを人と分かち合うと、喜びは2倍になる気がします。ですから、相手が喜んでいたら、一緒に喜んであげましょう。

 

 

 

 

 

 

 

特別なことをしなくても、寄り添う気持ちを持って同じ感情を分かち合うだけで、相手からこの人だったら分かってくれる!と思われる人になれ、多くの人が味方になってくれるのです。