こんにちは、伊東治美です
夏になって、
プールの季節になると、
思い出す出来事があります。
もう何年も前の話ですけど、
娘と、プールに遊びに行ったときのこと。
私たちが陣取った場所のすぐそばに、
2～3歳くらいの小さな女の子と、
そのお父さんが二人でいました。
お母さんに家で休んでもらうためか、
お母さんには別の用事があったのか、
事情はもちろん分かりませんが、
どうやらお母さん抜きで、
二人だけでプールに来ているようでした。
で、その女の子が
かわいい水着姿で
大音量で泣き叫んでるのですよ。
「うわ～～～ん！！！
ママがいい～～～～！！！
ママがいい～～～～～！！！」
これ、小さな子がよく発する言葉ですね
ママがいいんだよね～。
どうやら、ママが恋しくなったようで、
その子は、悲痛な叫びをあげていたのでした。
で、その子のパパ。
その子の言葉で、
パパの傷ついたインナーチャイルドが刺激され、
自分が否定されたように感じちゃったのでしょう、
「どうして、パパじゃだめなんだよ！
パパでいいじゃないか！
泣くのを止めなかったらもう帰るぞ！」
と、怒り声。
しかし、そんなことを2～3歳児に言っても
通用するはずがなく、
女の子は変わらずママを求めて泣き叫び、
そのたびにパパも
「どうしてパパじゃだめなんだよ！」
と、ぶち切れ・・・・
結局、
パパは怒りの形相で
その子の手を引きずって
帰っていきました・・・・
なんとも切ない光景でした。
自分のインナーチャイルドが深く傷ついたままだと、
子供の言動にその傷が刺激され、
子育てがつらいものになります。
子供のストレートな要求や、
かんしゃくや、
無邪気さや、
素直な感情表現などは、
親である自分のインナーチャイルドの傷を
ちくちくと刺激して、
痛みを感じさせるんです。
子供がかわいいと思えない、
子供にイライラをぶつけて怒ってしまう、
怒らなくてもいいところで怒ってしまう、
子育てが楽しくない、つらい、
これまで、そんな悩みをもった何人ものお母さんたちが、
ヒプノセラピーを受けに来てくれました。
そんな悩みを持つお母さんたちの中には、
傷ついたインナーチャイルドがいるのです。
親自身のインナーチャイルドが癒されていくと、
子供がもっともっと愛しくなって、
子育ても楽しくなり、
子供の泣き声やかんしゃくにも
心揺さぶられることが少なくなっていきます。
私自身も、
インナーチャイルドを癒す前と、今では、
子供に対する接し方や、
子供の言動に対する自分の反応の仕方が
大きく変わりました。
一番理想的なのは、
子供を産む前に
自分のインナーチャイルドを癒しておくことですが、
何事も、遅すぎる、ということはありません。
子供が今、何歳であっても、
子供との関係をもっと良くしたい、
子供をもっと愛せるようになりたい、
という場合は、
インナーチャイルドの癒しに取り組むことを
強く強くおススメします。
ヒプノセラピスト養成講座でも、
このインナーチャイルドの癒しに関しては、
私が熱く語る部分でもあります（笑）
「ありのままの自分であっていい」
「自分は価値ある大切な存在だ」
インナーチャイルドを癒して、
お母さん自身が、
そんなふうに自分を思えるようになってこそ、
子供を
「ありのままのその子でいい」
「その子は価値ある大切な存在だ」
と思えるようになるのです。
育児を楽しいものにするために、
子供の心の健やかな成長のために、
インナーチャイルドセッションは、
親になる予定の人、
親になった人、
全ての人に受けていただきたいセッションです。
インナーチャイルドセッションを習得して
子育て中のお母さんをサポートしたい方は、
ヒプノセラピスト養成講座にお越しくださいね。
心のサポートツール、ヒプノセラピーを体験しながら学ぶ講座です。
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