前世療法体験談 | 自己の真相を発見する旅

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悟り、禅
自己の真相を発見するガイドブックです

こんにちは、伊東治美です。



先日、前世療法を受けてくださったSさまの体験談をご紹介します音譜



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私は自然療法のセラピストになるべく、学校に通っています。

ところが、自分で決めて始めたにもかかわらず、

勉強をやりたくない、でもやめたくない、

でも、このまま続けてセラピストになったら、

いつか自分は辛い目に遭う、だからやりたくない

・・・という葛藤をずっと抱えていました。


自分が分裂してしまったように感じ、

この葛藤をどうすることもできない気がして、
ヒプノセラピーを受けることにしました。



17世紀のドイツ、たぶんケルン近辺ではないかと思います。

16歳の少女だった私は、見物人がいっぱいの町の広場で、

母が殺されるのを見ていました。


森の中に住んでいた私達は、薬草を集め、薬にして、

近所の人達に無料で渡していました。

それが町の役人か有力者の耳に入り、

薬草を扱うだけの母は「魔女」として処刑されたのです。


母は何の弁解もせずに死んで行きました。



たぶん、私のこともかばってくれたから、
私はこの時死なずにすんだのでしょう。


何も悪いことはしていないのに「魔女」とされて殺された母・・・


私は、世間や権力者に対する怒り、悔しさでいっぱいでした。



私は、母の後を継ぎ、薬草を採り、薬を作り続けました。



母がいた頃の森での生活は、本当に楽しいものでした。

母の手伝いして薬草を集め、

森の中を流れる小川に行って、恋人にも会っていました。

母のことを尊敬していたし、

恋人も、薬草のことは何もわからない人だったけれど、
私達がしていることを理解してくれていました。


母が死んだ後、迷惑をかけてはいけないと恋人とも別れました。

母の無念のために、

近所の人達のために私はやり続けなければいけない・・・


でも、やり続けていたら

いつかは自分も殺されるという恐怖がいつもありました。

本当は、そういった恐怖からは無縁の、

普通の生活を送りたいという葛藤もありました。




おそらく40代だった私の最後は、母と同じでした。


火あぶりになるために、高い柱にくくりつけられて、

役人と、その周りの沢山の見物人を見下ろしていました。


その中にいるかつての恋人から

「助けてあげられなくてごめん」という気持ちが伝わってきました。



私は何も後悔していませんでした、でも・・・

自分の運命に対して、深いあきらめのような気持ちがありました。



死ぬ時、熱かった・・・

ああ、次は普通に結婚したいなあ・・・と思っていました。



かつての私からのメッセージは、

「私のやり残したことをやってほしい、

今は理解してくれる人が多くなっているから・・・

私の知識は今でもあなたの中に生きている、
困ったことがあれば、私を呼びなさい」というものでした。



セッションが終わって、いろいろなことを考えましたが、

この過去世での一連のことが、現在の自然療法への興味と、

やりたいけどやりたくないという葛藤につながっていたんだとわかり、

なんだかとてもホッとしました。




そして、私が考えたことなのか、

かつての私が言ってきたことなのかわかりませんが、
ふうっと私の心に浮かんできたのは、
「私の母は困っている人を助けるためにやっていたけれど、

私は母を殺された悔しさ、世間に対する怒りからやってきた。

あなたがこれから(自然療法を)やっていくならば、

悔しさや怒りからではなく、母のようにやっていってほしい。」

ということです。



この現世での私は、世間や集団、権力がとても苦手で、嫌いです。



学校にいても、サークルにいても、マンションに住んでいても、

集団の意識に馴染めず、世間や周りの人間は、私を傷つける存在だと思い、

アウトサイダーのような気持ちだけでなく、敵意さえ持ってきました。



その気持ち、意識の底に、

この過去世で母を殺され、自分も殺された悔しさ、

他の過去世でも、インディアンとして白人に同化を強制され、

反抗して殺された悔しさ、自分のアイデンティティを

奪われそうになったことへの怒りが根深くあるのだと、
今回気づきました。



私はとても怒っている。


現世だけでなく、過去世からの悔しさ、怒りに満ちている。


今まで認めたくなかった、見たくなかった、

「前向きに頑張っていれば、いつかは消える」と思っていた、

そういった怒りや悔しさ・・・自分の無意識の中の闇・・・
に、ようやくはっきり気づき、向かい合わねばならなかった気がします。

そして、向かい合った上で、手放さねばならないと。


今日も、メッセージをもらった気がしています、

「あなたの怒りや悔しさを手放して、心のベースをきれいにして。

何をやるにしても、それが一番大切。

そのうえで、(自然療法を)やりたいのならやっていって」と。



これからどうするのか、勉強を続けていくのかどうかは

まだ決められないでいるのですが、

やりたい、やりたくない、怖い・・・と分裂し、

張り詰めていた気持ちが、やっと柔らかくなった気がしています。




現世で、自然療法にはたいして興味もないけれど、

黙って私を助けてくれている主人は、たぶん、

別れざるを得なかったかつての恋人のような気もしています。



自分の心や、勉強に対する向きあい方が、

もしかしたらこれから根本的に変わっていくのかもしれないなと思っています。


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Sさま、体験談をどうもありがとうございましたラブラブ




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