皆さんは普段どんな音楽を聴くの?

取捨選択の自由があるのに流行り廃りに流されて
「今、巷で話題の…」みたいなのばっか?
ダンスは上手いけど歌は口パクのキムチアイドル?
秋葉原48とかナントカ坂46とか?

どうせミス散るとかドリ噛むとかでしょ?無難ね…(←白目)
King Gnuは超カッコイイよな!白目とか。それ『白日』なw
米津玄師や藤井風も良いよね!あ、知らない?
え?歌怪獣の島津亜矢?あなたシブイねぇ!
MISIA?よく知らない。顔、松居直美さんに似てるよねw
あ、オマエまだ安室奈美恵聴いてんだろ?俺も聴いてるけどw

…質問形式で書いてみただけです。
別に知りたくないですしどうでもいいですよw


さて、昨日の記事で紹介した昭和の歌姫、
中森明菜様の『CRUISE』について。

今回は聴いた感想等を熱量多めに語るぞ♡

ファンの方々にしか伝わらない内容です。
ファン以外は放置状態…w




1980年代ラストのオリジナルアルバム、
スロー/ミディアム系のみで構成された
CRUISE +7』(クルーズ)。

あ、解説書に書いてある話は書きません♡


アップテンポの曲はありません。
速くてうるさい曲を聴きたい人には不向き。

3曲目『さよならじゃ終わらない』だけは
メジャー(長調)で明るいんですが、
ハッピーソングではありません。

およそ半数はやはり明菜様らしく、
ズブズブにダークでドロドロな魔境空間で、
もう半数はアンニュ~イな世界観で展開します。


オープニングの『URAGIRI』と、
それに続く『赤い不思議』でもう明菜の魔界!
何やらただならぬ気分にさせられます。
『LIAR』なんかもう不幸っぽくて泣けてきます。
泣かないけどw

当時20代前半の明菜様の歌声は凄く色っぽい!
声を強く張ってないのに何なんだろう…この凄味。

あ、かなり暗い『乱火』『雨が降ってた…』は
絶望しちゃってる感が強く、なんか怖いっす!
重たすぎるのよ… 明菜の怨念、呪いw

しかし、明菜様の歌も声も好きという人は、
それイコール「悲しい歌が好き。暗い曲が好きw」
ということにもなりますので問題ありません。

東京の女の夜!って感じの『Close Your Eyes』、
睡魔を呼ぶような『Standing In Blue』と
ウェットな『風は空の彼方』なんかは幻想的!
このあたりはそんなにダークでもありません。
サックスの音色が特徴の『SINGER』は微エロねw


↑出たっ!明菜様お得意のアゴ上げ&半目w
うん。半目じゃなくて薄目ね。

(-。-)y-~~ はい、話を戻すわよ。

この落ち着いたオトナのアルバム、
俺なりの総評としましては…
夜、ひとりで聴くに超相応しい良質アルバム★

サウンドはオシャレなんですが、
歌詞まであまり真剣に聴くと雰囲気に飲み込まれ、
どうしようもなく暗~い夜になるので要注意!
メンタルに何かある人はさらに落ち込むかも…w

でも、明菜様の真のファンはそれはそれ。
ダークなAKINAワールドにLove&Welcomeなので、
歌詞と声に一時的に耳や心を奪われちゃっても…
いや、むしろ奪われたいのです♡w

ボーナストラックの『Blue On Pink』、
シングル『LIAR』のカップリング曲ですが、
これもまたメランコリックかつメロウな名曲です。
有名な『難破船』の主人公の傷心の女みたいに、
夜の街をひとり悲しくさまよい歩いてます。
明菜、どうかしてます…w

別ミックス数曲は、いわゆる没テイク?
もしくは採用されたヴァージョンの修正前の状態?
あからさまではないにせよ、その違いは明確。
没または修正されて正解!な部分も多々あったし
でも、どれも貴重な音源ではありましたよ。


Disk①:2024年ラッカーマスターサウンド。

アナログレコードの音に近付けたミックスです。
低音域が強めで、全体的に深みがあります。

このサウンドは好みによるかな?
キラキラとクリアな音を好む人には辛いかも。
俺は大好きな感じの音世界でしたよ。


Disk②:なんとカラオケ!!

コチラは2024年のリマスターサウンドなので、
キラキラとクリアに聞こえます。

暗くともオシャレな世界観ではある作品なので
インストゥルメンタルアルバムとして聴けますが、
中森明菜になりきって歌うのもアリです!

↑やめて!冗談じゃない!!