こんにちは、
春巻ふゆきです。
今回は私の作風を知っていただきたいので、
ameblo限定の詩を投稿します。
新作として書き下ろしました!
どんな感じの詩を書いているのかなと
気になっていた方、
ぜひ読んでみて下さい!
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【詩】
「ジャムとクラッカー」
クラッカーにジャムを塗って食べた
お手軽な美味しさ
お手頃な値段で手に入れた簡単な幸せ
単純極まりない僕はこれで満足してしまう
好きなジャズトリオを流している部屋で
喉に珈琲を流し込む
それと同時に
奇妙に引き攣れた感情がわだかまる
少し、
見ない振りしてしまう
ジャズが押し流す、でも
手に取れる距離にまだある
本当はもっと。
何か聞こえてきた、本当はもっと、と。
なんだろう
高望みは好きじゃない
趣味じゃないよ、全くね。
これで、全然いいじゃん。
欲目とか果てしない展望とか冴え冴えとした夢とか、そういった
ふわっとした無闇に明るい情景の狭間に
幻を錯覚したんだと思って、見過ごそう。
実際、本当に
錯覚したのだね。多分。
明日は良い日が来るよね。
ああ、幻だったな。
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以上、
いかがでしたか?
気に入ってもらえれば幸いです!
もし宜しければ本も手に取ってみて下さい。
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お読みいただきありがとうございました。
春巻ふゆき