ニュースを見ていても暗い話題ばかり…。

そんななか、くだらなくてすみませんが、ふと、またやってみました。


「一夜漬け? 計画的? あなたの学習スタイルチェックテスト」

《Yahoo!占いの心理テストより。》


自分は、これまでの人生をふりかえって、絶対に、一夜漬けタイプだと思ったら…。


「診断結果
自然とできちゃう? 天才肌タイプ
いわゆる天才タイプのあなた。1を聞けば、10がわかってしまう頭の回転のよさで、周囲を圧倒してきたのではありませんか? 勉強らしい勉強をしないまま、それなりの成績をキープして、みんなをうらやましがらせていそう。ぜひ、飛び級のように上を目指してください。周囲と足並みをそろえていては、宝の持ち腐れになってしまいます。よりむずかしい課題や新しい切り口を求めて学び続け、人類全体を導く人材になりましょう。」


まさかのww

笑った。


…もし、あてはまるとしたら、小学校の低学年のときはたしかに何もしなくてもそういうところはあったかも、です。

その後も、小学校・中学校・高校と、受験の塾にも行かず、勉強もせず…ですごしてきました。(あ、高校入試の直前3ヶ月位は受験勉強した記憶ありです。)

高校は受験して上の学校に進学する人がほとんどで、自分も進学を目指しましたが、さすがにそんなに世の中甘くないということで、1年浪人しました。

現役のときの入試直前は昼夜逆転に近い生活をし、ストレスのせいか、口内炎が一度に何個もでき、食べ物が当たって痛いので、いちご位しかまともに食べられませんでした。

それから、これは後に気づいたのですが、頭に円形脱毛症ができたのもおそらくこの頃です。(その後、浪人時代に自然に治りました。)

親は、最初はうちはお金がないから国公立で、と言っていたのが、そのうち、私立でもいいよ、と言うようになり、最後はついに浪人でもいいよ、と言うようになり…。

さすがにそれには私は怒りました。試験の前から浪人してもいいよとは何だ、と。

でも、結局浪人することになりました。。

浪人のときの予備校の費用を出してくれた親には本当に感謝です。

また、試験を受けないで入れるという予備校の申し込みの日が高校の卒業式の日だったのですが、親に申し込みに行ってきてもらいました。これにも感謝です。

浪人時代は、ふりかえれば、人生で一番というくらいに、勉強をしました。

それまでろくに勉強をしてこなかったので、いわゆる系統だった勉強がとても新鮮で、勉強して物を覚えるのが楽しかったです。

受験は文系で数学不要の科目選択をしていましたが、楽しんで真面目に勉強したおかげで、英語と古文・漢文の成績は飛躍的に向上しました。

ただ、もともとそれなりだった現代文はあまり変わらず。
日本史は、はっきり言って、現役時の受験の直前に詰め込みした知識で乗り切ったようなものでした。

通っていた予備校が都内だったので、都会デビュー(笑)をしたのも浪人時代でした。

他の高校から来た人達と話したり友達になったりするのも初めてで、楽しかったです。

こうして、なんとか受験を終え、進学できました。

入学すると、同級生には、「自分は子供のときは神童と呼ばれていた」という人や、「自分は高校3年間ずっとトップの成績だった」という人がいました。

10才までは「頭がいい」と言われたこともあった自分ですが、ここにはそんな人はゴロゴロいたのです。

自分は現役のときには受けもしないで、たまたま浪人のときに受けた模試の判定が良くて志望し受かった学校でしたが、周りには現役で受かった人もたくさんいました。

いわゆる名門私立校から来た人もいました。
この人、なんでうちの学校にいるの?と思うような頭のいい人もいました。

自分はだんだんと授業に出なくなり、落ちこぼれるようになりました。

授業に出ても、先生に当てられてバカな答えを言い、周りの学生から「なんだあのバカ…」と陰口が聞こえてくる始末…。

そうして、典型的な「授業に出ない文系学生」となった自分でした。

2年からはさすがに反省し、また、専門ゼミに入りたかったので、少しは勉強するようになりました。

3年次から専門ゼミが始まり、なんとかハッタリで面接を突破して入ったゼミで、(この頃までは本番に強かったのです。)さらに挫折を感じるようになりました。

それでも、持ち前の打たれ強さ?で、なんとか乗り切り、卒業することができました。

勉強的にはダメ学生でしたが、個性的な友人達と知り合えたのが財産となりました。

浪人に話を戻します。
時代もあったでしょうし、今はなかなか難しいかもしれませんが、1年浪人したことは自分にとって全く無駄になりませんでしたし、むしろいい経験になりました。

そういえば、メジャーリーグの上原投手も浪人時代の経験が糧になったと言っていたのを、新聞の記事で読みました。

後から考えれば、現役で進学していれば、就職活動時に売り手市場でずっと楽だったかもしれない、とも思いました。
でも、もともと現役受験時に受けもしなかった学校に行ったので、全く気にしていません。

なんかまとまらなくなってきましたが…、
無理矢理まとめると、

子供の頃ろくに勉強しないで乗り切ってきた私は、高校に進学後も勉強しないでいたため、さらに進学する際に一浪することになった。ただ、それは自分にとってはむしろ有意義な時間だった。…ということです。


無駄に長い記事を書きましたが、以上です。
大変失礼いたしました。