デムプシー・レイという流れ者の牧夫とまだ青二才の
ジェフが貨物列車に便乗して西部のある町にやって来た。
デムプシーは酒場を経営している昔馴染みの女アイドニーを
訪ね、その酒場で知り合ったストラップのおかげで、ジェフと一緒に
三角牧場に雇われることになった。
拳銃を持たぬデムプシーはアイドニーから銃を借りて牧場で働き、その合間に、
拳銃捌きや馬の扱い方をジェフに教えこんだ。
ある日、2人は隣の丸C牧場主のキャシディ家を訪問した。
ジェフとキャシディの娘テスとは忽ち仲好くなり、一同は楽しく食事したが、
デムプシーはキャシディの持っている有刺鉄線を見ると顔色を変えた。