遥か昔18世紀のこと。
領主、粗渡海市兵衛の婚礼のさなか、
花嫁が血を吐き死んでしまう。
市兵衛は腰元のテレーズとキャサリンの
仕業と決めつけ、怒りもあらわに2人を責め
殺すのだった。
しかしそれは全くの濡れ衣。
2人は死の間際、”この怨み、必ずや
報いてやる”との言葉を残し、復讐を
誓う…。
それから300年後の現代、市兵衛の子孫、粗渡
海市朗は市兵衛の非道な血を受け継ぎ、子どもの
頃からいくつもの人の命を奪ってきた。
しかし成長した市郎がいよいよ花嫁を迎えようとした
その時、ついに2人の腰元の怨念がこの世に甦るの
だった…。
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