ニューヨークのスラムで生まれ、
ブラックパンサー党のメンバー
だった母親との生活の中でラッパーを志した
トゥバックは、91年に2PACの名前でソロ
デビューを果たす。
ラッパーとしてスターダムに上り詰めた2PACだったが、
ある日、レコーディングに訪れたスタジオで強盗に
襲われ、その身に銃弾5発を受けてしまう。
一命を取り留めた2PACは、同じスタジオにいたショーン・
コムズとノートリアスBIG.が事件の黒幕では
ないかと思い込む。
西海岸のレコード会社に所属する2PACは東海岸の
コムズやノートリアスB.I.G.を非難し、やがて事態はヒップホップ界を
東西に分けた抗争へと発展していき……。