こんばんは。

フラクタル心理学講師の中村宏美です。

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私はなぜか、ずっと、


男は尊敬されて当たり前。
男なら愚痴なんて言ってんじゃねぇ。
男は女を守って当たり前。

と、思っていたのです。

なので、尊敬できない男性にイライラし、
愚痴ばかり言っている男性に腹を立て、
自分のことしか考えていないように見える男性にムカついていたのです。


フラクタル心理学を学んで気付いたことがありました。


腹が立つのは、

欲しいものを既に手に入れている状態を知っているから?

私が元々持っていたものと同じものを与えてもらえなくなって、怒ってるのではないのか。

と。

被害者意識がうまれるのは、
元々自分は、完璧な世界を知っているから。


自分が欲しいと要求する前か、欲しいと思うと同時に与えられて当然の世界を知っているから、その世界が崩れると、奪われたと勘違いをして怒りが湧く。


お母さんのお腹の中。


完璧な世界。


そこから出てきて、


自分が望んで出てきたのに、


お腹の中の状態を求める。

初めのうちは、
親は必死に応えてくれる。

自分が成長するごとに、やってもらえなくなる。
親は子供を自立させるために、自分でできるように育てる。

子供脳は、今までやってくれて当たり前だと思っていたことをやってもらえなくなると、自分は可哀想な被害者だと勘違いをする。

何でもかんでも、赤ちゃんの頃のようにやってくれて、褒めてくれて、許してくれて、与えてくれる人が愛ある人で、
自立の方向に成長させようとする人を酷い人だと勘違いをする。


だとしたら、
私が男性に対して、
こんなに腹が立つのは、

元々私には、
当たり前に尊敬できて、
愚痴なんて聞いたことがなくて、
いつも当たり前のように、私たち妹のことを守ってくれていた兄がいたからなのではないのかと気づき始めた時に、思い出したのです。

私が5歳の時、
10歳の兄は、私の命を守ってくれていました。

それなのに、私は、兄に感謝もせず、謝りもせず、馬鹿にして、攻撃をしたのです。


次回に続く。