こんにちは。

フラクタル心理学講師の中村宏美です。

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前回の続きです。


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私は思ったのです。

この方、ただ知らないんだなって。


そこで、私はこの方が知らない事実をお伝えすることにしたのです。


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この方をAさんとしましょう。


私はAさんより勤務時間が長いので、Aさんが知らないことを知っていました。

そのことをAさんにお伝えしようと思ったのです。


パートさんによって、勤務日数も違えば、出社退社時間も違います。

そのことを全て頭に入れているが上司なのかと思うかもしれませんが、


その日その日によって異なる人員を把握しなければいけない上司だって、確認したくなると思うのです。



その上司がたまに私に確認することがあるのです。


課長

『今日Aさん来ますよね?』


『はい。あと、5分後に来ます。』


それを聞いた課長は、どこかに消えていきました。

多分、会議の準備か何かだと思うのですが、細かいことはわかりません。


急ぎの業務があるけど、それをそのままにして課長がこの場からいなくなったと言うことは、その仕事をAさんに任せたと言うこと。


Aさんは出社してすぐ急ぎの業務を処理していたので、Aさんは課長に信頼されているのだと私は感じたのです。



そのことをAさんにお伝えしました。


Aさんの返答はこのような言葉でした。


『課長、私が来るか来ないかも分かってないんだ。私っていてもいなくてもいーんだ。』



課長と私のやりとり↓

課長

『今日Aさん来ますよね?』

『はい。あと、5分後に来ます。』


これをネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるかは、本人次第ですね。


私の勤務時間を分かっていない上司には、私は必要とされていないと捉えるか、

私って上司に確認されるほど、必要とされているの?
と、捉えるかは、本人次第なんですよ。


なので、私はAさんに言いました。
『Aさんは、課長に頼りにされていますよ。Aさんが来ると確認できたから、課長は会議の準備を優先できたのかと。
Aさんの存在はみんなにとって大きいものなんです。』
と、お伝えしました。


そうしたら、Aさんは、このようにおっしゃいました。

『私が課長のことを怖いと思ってビクビクするのは、私自身のせいなのかも。
もっと私が変わろうと思う。

ありがとう。私、もっと難しいと思うことにも挑戦してみようと思う。』
と。


課長もAさんも私の深層意識の中にある投影。




過去と他人は変えられます。



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