こんばんは。

フラクタル心理学講師の中村宏美です。

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過去、

不安な日を過ごし、夜中に何度も起きていた頃の私の話です。


絶望的な気持ちで目が覚め、仕事に行かねばと起き上がり、


部屋のカーテンを開けたら、

外から鳥の鳴き声が聞こえたんですよね。


『ピーピー』


『ピーピピー』


目を覚ました次男の一言が私には衝撃的だったので、今でも覚えているのですが、



次男はニッコリ笑ってこう言いました。



『平和だなぁ』

と。




同じ部屋で同じ時間を過ごしているのに、

絶望的な気持ちで目を覚ました私と、

幸せを感じながら目を覚ました次男。



この違いはなんかのかと考えたら、





次男は、今を生きていて、


私は、過去と未来の妄想から、ネガティブな感情を感じて、今を生きていないということに気付いたのです。


今だけを見たら、

確かに平和だわな。


朝日が差し込む部屋で、鳥の声で目が覚めるというなんとも絵に書いたような平和な朝を迎えて、次男は、ニッコリしていたのです。


あの時、次男のあの一言にとても救われたんですよね。


確かに、今だけ見たら平和だな。って。


私、今を見れていないのかって。


『今』『今』『今』って、一つ一つやれることをやっていくしかないと思え、今だけを見たら、私幸せじゃんって気づいたんですよね。


だから、

『今』ある幸せにちゃんと気づくってとても大切なことだと思うのです。


そして、今をちゃんと生きている自分って凄いのだと、当たり前だと思っていたことがとても凄いことだと感じ、『よくやってるな自分』って自分を褒めたくなったんですよね。


そうやって気付いていくと、

行動量が少しずつ増えていき、やったことのないことに挑戦できるようになってきて、チャレンジしている自分を自分が信頼し始めて、それからやっと、不安で夜中何度も起きることがなくなり、朝も『よし!今日もがんばろっ!』と、起きれるようになったんですよ。



親と子供という立場(責任)が違うから、感じ方が違うのは当然だけど、今の幸せをちゃんと感じ、その気持ちを言葉で表わしてくれた次男にあの時の私はとても救われたんですよね。


子供達の笑顔を私ちゃんと守ってるじゃんって。


よくやってるよって、自分を認めることから少しずつ不安が減っていったように感じるのです。


不安で押しつぶされそうだった私を救ってくれた次男の言葉は、今でも私に力をくれます。


今日も私ありがとうって自分に労いの言葉をかけながら寝たいと思います。


それでは、おやすみなさいませ。


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