
市内の小中学校の特別支援学級が集まっての運動会に続き、学習発表会がありました。
こーちゃん、あーちゃんから話は聞いていたものの、どういうものをするのかは不明なまま当日を迎えました。こーちゃん、あーちゃんたちは午前の部に参加ということで、ホールの1階は出場生徒と先生たちでいっぱい、保護者席は2階で、10時半頃が出番と聞いていましたが、順番の来る少し前に着くように出かけました。
こーちゃん、あーちゃんたちは、お隣の小学校と一緒に出ることになっていて、何度か練習にも行きという話を聞いていたのでしたが、そのとおり、小中学校で合同だったり、何校か合同でしたりしているところも多かったのですが、市内の大抵の小学校には支援学級があるので、プログラムも午前、午後あわせると50以上あり、生徒も何百人にもなっていて、改めて、特別支援教育が始まってから、随分、時代は変わったのだなぁと思いました。
特に、小学校高学年や中学生の女子生徒が思ったよりも多くて、そして、しっかり発表できる子が目だって、「普通だし、発表を見る限りではこの子が支援学級なのか」と思わずにはいられなかった子たちがチラホラ。
親の方の抵抗が随分減ってるのだなぁと感じるとともに、中学生もこんなにたくさんいるけれど、特別支援学校の高等部の枠はそんなにないだろうし、みんなが支援学校が適当なのかも疑問だし、この子達の中卒後の進路を考えると、どうなるのかと想像すると、寒い状況が見えるのでした。
そうは言っても、支援教育が始まってから、それまで、普通学級の中に中に埋もれていたりしていた人たちが、教育からこぼれ落ちていた子たちが、ひとまず、中学までは、こうして、発展途上ではありますが、目をかけ、手をかけはじめたことで、少しずつでも変わっていくんだろうなと思いました。
こーちゃん、あーちゃんたちの学校の発表は、一年生が多いので、運動会の時の一年生の表現を元に作ってあったので、ダンスはノリノリで、セリフもちゃんと堂々と話せていました。よく頑張りました。
写真は中学生の発表の時のもので、バックの絵も生徒が描いたのだと思うのですが、とても素晴らしいと思いました。不思議な絵ですけど。