あーちゃん、毎朝のように、
「幼稚園は無理。家におっとく。」
「剣道は無理。幼稚園行かない。」
「STはいやだぁ。○○○に行く。」
と言っては、行き渋ること、週のうち、4回くらい、1回くらいはこーちゃんが行き渋るので逆に、機嫌よく出かけます。

そんなあーちゃんですが、幼稚園に行くと、楽しくすごしているようです。

ゆみ先生からの報告で、
「あーちゃん、近頃、給食の時に自分の水筒を捨てるんです。」
「そうすると、仕方がないなぁと他のお友達が、拾ってくれるんですけど。それでも、また、捨てるので、給食も終わって、みんなが遊びに行って、あーちゃんも遊びに行くと、教室に戻ってきて、あーちゃんが捨てた水筒を戻したりしてます。」

あーちゃん、幼稚園の中では、そういうポジションで、お世話してあげないとというお友達に囲まれて過ごしているようです。

他に、あーちゃん、何かと幼稚園に持って行きたがるんですが、2日前に「山古志村のマリと三匹の子犬」の本(映画「マリと子犬の物語」の原作)を握っていたので、まあ、いいかと思って持たせていきました。

あーちゃんが本をゆみ先生に見せたようで、先生、その本をみんなの前で読むことにして、ちょっと長いので2日間に渡って読んだら、クラスの子どもたちも、内容もよく理解して、いいお話だったとみんなから口々に感想が出て、とってもいい活動になったそうです。
最後に「本を持ってきてくれたあーちゃんにありがとう」ということになり、あーちゃん、みんなから「ありがとう」を言われてとってもうれしそうでした。とのこと。

あーちゃんにとっては、なかなか負担が大きい幼稚園生活ですが、そうして、クラスの中でも認められる経験を積んで行くことができ、他のお友達にとっても、ちょっと違ったお友達がいること、そのお友達を認めてあげることが大事だということが分かることを経験することは、プラスになることだろうと思います。