道徳の授業参観

昨日は、小学校の授業参観日でした。
この日は、全校的に道徳や人権教育、性教育といったテーマでの授業参観が行われるとのことで、一体、どんな授業だろうと思いながら参観に出かけました。

「はしの上のおおかみ」の絵本（？）をテーマに、親切にしてもらって感謝の気持ちを持つというテーマだったのですが、１年生のこと、父兄が来ていることもあり、ザワザワ、落ち着かず、先生の問いかけに対して、なかなか、欲しい答えが出てこないのがハラハラしました。

我が家のはるちゃんも、積極的に手を挙げて答えるのですが、それは、さっき、お友達が言ったことと同じで、聞いてなかったんかいというような発言の数々でした。

はるちゃんと同じように積極的に手を挙げる子は、目先のおもしろさや起こっていることに気を取られ、物語の意味を十分捉えてなくて、手を挙げない子たちは、物語の意味が分かっていて、先生が言わせたいことも十分分かっているのに、決して手はあげずで、先生、目標とする授業ができず、後の懇談の際にも、反省しきりでした。

最後に、おおかみの気持ちを全員にプリントに書かせて、先生が見て回って、「○○ちゃん、発表して」と言われて、発表した子は、全員手を挙げなかった子たちで、それは、もう、求められているきちんとした答えを書いていました。
中には、自分の書いた答えを発表するのも、声が小さくて、いくら「大きな声で発表してね」と言われても、小さな声で、先生が読んでしまうような子も。

まあ、答えは十分でなくても、恥ずかしがらずに発表ができるのでよしとするのですが、はるちゃん、もう少し、人の話は聞きましょう！