昨日は、前から言われていたこーちゃんの発達検査に行ってきました。
こーちゃんには、前の日から、「明日は、あーちゃんの園で、遊んでから幼稚園に行くから」と言っていて、こーちゃんもホールで遊ぶんだと思って楽しみにしていました。

車に乗って、自分の幼稚園の前を通る時までは、乗り気だったのですが、通り過ぎると「こーちゃんは、○○園には行かない、あーちゃんが○○園!」とか言い始め、若干、怪しい雲行き。どうも、遊びに行くのではないらしいということに気がついたようで、警戒しています。

そうは言っても園について、あーちゃんは自分の教室へ。そして、こーちゃんは、馴染みの先生から「こーちゃん、こっちよ~」といわれ、相談室へ。
小さな椅子に座って検査の開始です。
検査自体は、あーちゃんが受けたのと同じなのですが、こーちゃん、ブロック積みなどは完璧。形の認識も完璧。見て、同じようにするという課題はほぼ完璧。
先生が言った言葉を同じように言うという短期記憶は、「きょうはいいお天気です。とても暑くなりそうなのでプールで遊びます。」だと、後段は覚えているのですが、前段は言えません。9つボックスがあり、3つだけ絵が描いてあり、それを覚えておくという課題の方は、いろいろなことをした後でもしっかり覚えていました。
同じように形を描いてね。という課題は、○、+、□などはOKですが、意外に△を描くときに、描いては三角にならなかったりして、「あれ?描けんかった」と言ってました。ひし形なども意外に難しいようです。
数を数えるのも、数自体は10までは数えられるものの、ひとつくださいは、分かってなかったり、軽い重いも分からなかったりと、まだまだ、数や抽象的概念は難しいようです。
先生の質問に答える課題も、割合会話は成立するものの、とんちんかんな答えが多く、こーちゃんもまた、人の話を聞く、まとまった話を聞いて理解するという部分は弱くて、見ての認識に頼っているというのが分かりました。

運動面では、4歳の時点では、けんけんができたらOKなので、その点はOKでした。

また、後日、時間をとって検査の詳しい結果は、レビューしますとのことでしたが、段々、検査慣れしてきているので、この部分が弱いですねと言われるのは予想できるのですが、はてどうしたものかというところです。

検査で分かったことはといえば、まだまだ、言葉の理解は十分でないので、分かっているようでも、実際のところは分かっていないことが多いということ、こーちゃんが、かんしゃくを起こすのは、そのせいが大きいということです。

具体的な療育などの対処については、レビュー後先生たちと一緒に考えることにして、当面は、分かりやすく話を伝えるというところに尽きるというところでしょうか。