ここのところ、あーちゃんの進歩が目覚しく、昼間は割合スムーズに進むことが増えたのですが、夜は何かのきっかけで崩れることが多いです。

特に多いのが、はるちゃんが読んでいる本がおもしろそうに見えるらしく、はじめのうちは、隣ではるちゃんが見ているのを眺めているだけなのですが、そのうち、自分でも見たくなり、それをはるちゃんに言い出せなくて、私に、ジェスチャーでせがみます。

はるちゃんに一声かけると、大抵「今、見てるからダメ」と返ってきて(見せてあげればいいのにと思いますが。その後、耳をふさぐほどの大音量泣きが待ってるのに・・・。)あーちゃんに、「見終わったら貸してくれるって」と言ってなだめるのですが、あーちゃんは、「貸~して」と始まり、崩れていきます。そのうち、大音量泣きになりそうになったところで、こーちゃんが別の本を読んでと持ってくるので、面白そうに読んでいるとあーちゃんはやってきて一緒によみます。

面白おかしく読んで、あーちゃんが、はるちゃんの見ていた本を忘れたところで、はるちゃんは、本を貸してくれて、読んでいる中に割り込んできます。

トラブルの元だし、さっきは貸してくれなかったのにと思って、意地悪く、そのことを咎めると、何も言わずに寝てしまいました。


ついこの間、
「はるちゃんねぇ、卒園式の時、つらかったんよ」「だって、先生とお別れもできなかったし、こーちゃん、あーちゃんは泣くし」としみじみ言われ、「そうよね、はるちゃんも我慢しているよね」と複雑な気持ちになったのですが、確かに、そういう場面は多いけれど、それに負けず、いつも、自分、自分だし、押しのけ方が普段は目に余るし・・・・・。

そうは言っても、最近のこーちゃん、あーちゃんのグズグズぶりにほとほと手を焼いて、我慢しているのは確かなので、配慮をしないといけないなと思うのでした。