
先日の発達相談から、意識してあーちゃんに働きかけをしているが、そんなこと、はるちゃんが黙っていない!
すぐ、横から入ってきて、問いかけに応えてしまったり、あーちゃんとの間にスルリと入ってしまう。
自分自分なので、最近、ふたごっちたちに、興味と関心が移ってしまったのが気に入らない。「途中で入ってこないで」と言われては落ち込む彼女であった。
はるちゃんにとって、2歳違いの妹(そのうえ、ふたご)の誕生は、相当、気に食わないことだったらしい。幸い、38週での予定帝王切開まで、何事もなく、その週まではるちゃんを抱っこできるくらい何事もなくすぎ、入院も10日足らずで帰ってきたのだが、その時のはるちゃんの対応は、「私をほっておいて」と知らん顔をして、すごく怒っていた。妊娠中から、赤ちゃんの話をすると怒ったし、生まれてきても、もちろん、双子たちをかわいがることもなかった。
赤ちゃん返りも激しく、2ヶ月くらいは、保育園から帰ってきてから、地面を歩くことがないくらいだった。(ずーっと抱っこさせられていた)
下の子が生まれたら上の子をできる限り構ってあげましょうとの育児書の教えのとおり、はるちゃんが帰ってきてから起きている間はずーっとはるちゃんに構った。(双子たちはミルクをあげておしめを変えるだけだった。それも、その時に手が空いている人がしていた。)それから、後も、育児休業中は、夫の休みの日には、2人ででかけたり、ずーっとしてました。育児休業明けも休みの日には、双子は夫にあずけ2人でお出かけしてました。
そのうち、双子をかわいがるかもと思って。
はじめの2年は、双子の存在は認めず。
それからも、ようやく双子たちの存在を認めるものの、相変わらず、ママと2人だけでお出かけしたいというのが続き、こーちゃん、あーちゃんは嫌いと言いつづけ。
結局、双子を自分の妹だと認められたのは、5歳も過ぎてからのこと。同じ保育園に来たらいいのにと言い始め、先生にも、お友達にも、こーちゃん、あーちゃんのことを紹介しているのを聞いて、うれしくなった。遊びに行くのもいつも一緒だ。お姉ちゃんらしい気配りをすることもある。
ああ、長かった。
私も、年子の姉なので、妹が生まれたときに、面白くなかったし、なんとなく、お母さんは妹ばかり抱っこしてーと思っていた。
そんな思いは彼女に限ってしてないとは思うのだが、彼女の欲は果てしなく深く、自分に注目、関心が向けられないとあらゆる手段を使って気を引き、そのことについて、とがめられると深く落ち込み、また、持ち上げると天に上り、ずーっと歌を歌ったり、踊ったりととっても子どもらしい。
このままでいいのか悪いのか悩むところだが、それなりに、妹を気遣うところはでてきたので、よしとしようと思う今日この頃だ。
[Photo]3人でバスでお出かけ。(もちろん、母もいます。)ちゃんと手をつないでいけました。