記念すべき幼稚園生活第1日目の様子は、担任の先生が電話で報告してくれたそうだ。

 私も、こーちゃんに「幼稚園どうだった?」と聞くと、うつむいて、返事をしてくれず、モジモジしている。そして、ジェスチャーで粘土をこねるような真似をした。

 私は、フルタイムの仕事で夫が専業主夫で家にいる生活なので、夫から先生の話を聞くと、
『バスに乗ってから、2人ともずーっと泣き通しで、園についたら、まず、かばんをかたづけてシール帳を出してシールを貼って、それから粘土遊びということにしていたのですが、粘土を見たら、シール張には目もくれず、粘土をひたすらちぎってました。(多分あーちゃん)帰りのバスでもずーっと2人とも泣いてました。」とのこと。
2人のお迎えをした夫によると、バスが見えたらもう泣いているのが見えたとのこと、そして、こーちゃんは、「バカー」とか悪い言葉を連発しながら、泣きながら降りてきたとのこと。そして、その後、荒れに荒れたそうだ。

 双子ということもあるかもしれませんが、こーちゃんもあーちゃんも言葉の発達は遅め。こーちゃんは二語文は出て、こちらが何を言っているのかは分かるだけに、今までと違った環境に戸惑ったのだと思う。
あーちゃんは、二語文が出ず、こちらの言ったことも通じないときがあり、いっしょに泣いていたものの、お付き合いで泣いていたような感じ。
姉のはるちゃんの言葉を借りると、言葉は遅めだけど、気が強くて言うことを聞かないので「めんどくさい」2人である。

 こんな風景が、はじめて、幼稚園に入った家庭では繰り広げられているのだろう。こうして、知らない人とかかわり、世界を少しずつ広げ、成長していってくれればと思う。
でも、心強いのは、相棒がいっしょにいることだよね。

 この2人、今朝も、ご機嫌で制服に着替えて帽子をかぶって、バスを待っていたのですが(昨日もここまではご機嫌でした。)、今日はどうなったことやら。