足寄町のありがとう牧場から、年間会員の贈り物が届きました。
実は、今回届いた「幸」というチーズは、
去年の9月6日の震災のときに仕込んだチーズだそうです。
まさかの停電で、牛乳を廃棄しなくてはならなかった時に
いつも、ありがとう牧場の牛乳でチーズを作ってくれている
しあわせチーズ工房の本間さんが急きょ、チーズを作ってくれ
牛乳の廃棄は最小限ですんだそうです。
その時のチーズを「震災チーズ」として
売上は自然災害を受けた人たちに寄付をすることにしたそうです。
そんな、「震災チーズ」も入っていました。
今年、古民家レストラン共立日和のシェフが開いてくれた
しあわせチーズの試食会で、すっかりファンになりました。
放牧された牛からできるチーズは、季節の牧草によって
味が微妙にちがってくるそうです。
そんなことを感じながら、いただきました。
一緒に入っていた、放牧牛乳や大空ヨーグルトもおいしくいただきました。
先日見たばかりの映画、「そらのレストラン」でも
チーズ作りのお話でした。
映画には、放牧の酪農家さん無農薬農家さん、
えさにこだわった羊牧場さん、不耕起のトマト農家さんなどが
出ていました。
せたな町がロケ地で、モデルとなった農家さんたちもいるんだそうです。
ありがたくいただきます、という気持ちになる映画でした。