先週はひたすら、風邪が早く治るようにと

仕事後は一滴も飲まず、暖かくしてすぐ寝るという

作業を繰り返し、日曜の午後にはすっかり体のだるさや痛みとれ、

年末のお楽しみだった落語の寄席に出かけてきましたよ。





下川のアイキャン寄席は、来年で40回を迎えるアイスキャンドルミュージアムの

プレイベントとして企画されました。



なので、会場前には下川のキコリカーバー木霊さんのチェーンソーアートと

アイスキャンドルが飾られ、ひと足早いアイスキャンドルで楽しませてくれました。




私、初めての生落語。

出てくる前に、D助に一言され・・・



「おまえ、言葉とか情景とかわからんやつは、見ても無駄だからなっ!」

とジャイアンみたいないじめにあうも、会場について、高座とお座布団だけの舞台に

気持ちも高まり。。。




「下川アイキャン寄席」

柳家小袁治さんとぺぺ桜井さん。



なぜ、今まで落語をちゃんと聞いたことがなかったのか。

こんなにおもしろいものだとは思いませんでした。




小袁治さんは、「あなどろ」と「柳田格之進」

マグロのヌタや卵焼きを食べる所作は、おみごと。

魚の小骨まで見えたような気がしました。



あ、落語見るなら前のほうの席が断然いいですね。




ぺぺ櫻井さんのギター漫談は素直におもしろい。

芸というものはすごいですね。



そして、翌日は隣町ナヨロ寄席へ。

もちろん、2列目のかぶり席です。



「柳家さん喬・林家正蔵 二人会」

さん喬さんは、昨年のナヨロ寄席に引き続き、2回目だそうです。

今回はふたりで、全道5カ所ほど回ってるとか。



テレビでおなじみの、こぶ平こと、林家正蔵さんは落語を聞いて

イメージかわりました。

タレントじゃなく、噺家さんだったんですね。



初めは、さん喬さんと正蔵さんがひとりづつ、出て小噺をしてくれました。

おもしろい。



さん喬さんの芸おみごと。

お話は「初天神」

こどもの手をつないでぶーらんぶーらんしたり、凧あげたり、

串団子の蜜を吸うとこなんか、抱腹絶倒。



会場も爆笑の渦。

私も涙流して笑いました。



正蔵さんは、創作落語というのでしょうか。

「読書の時間」

おもしろいねー、まったく。

そして、あらためて出てきたさん喬さんがしてくれた古典落語は

「井戸の茶碗」

さん喬さんの話芸に魅せられ、江戸の情景が見える。



正蔵さんは「ねずみ」というお話。

これがまたいい話でね、まったく落語というものにはまりそうです。

たっぷりと落語のひととき楽しませてもらいました。

大笑いで厄落とし~



どのお話も善人が出て来て、心清らかになり、

いい年を越せそうな気持になりました。



やっぱり、日本人だもの、日本の伝統芸能を知るのもいいものですね。

年に一度くらいは、田舎で落語が聞けるとうれしいですね。




さて、下川アイキャン寄席の帰りにお土産をもらいました。



この日は冬至だったので、商工会女性部のみなさんがカボチャ団子とつぶあんの小豆カボチャを

作ってくれたそうです。



落語の余韻をひきずりながら、私も和室で正座していただきましたよ。

あんこ好きにはたまらんね。。。。




来年のアイキャンミュージアムは、2月21日(金)~2月23日(日)に開催しますよ。

冬を楽しむ企画がいっぱいなので、ぜひ下川に遊びに来てくださいね(^O^)/

宿のご予約はお早めに・・・byサトミ美