こんにちは!


心理カウンセラーHarukoです。




先日行った美容院で、美容師さんに

オススメされたマンガが

とても良かったです。







変な時期に転校して来た主人公の男の子 

宇野くんは、


人とうまく話せず、

急に起こるハプニングにも対応することができない。






いつも


「初めての人と話す時には⚪︎⚪︎する」

「わからない時は相手に“わかりません”と伝える」


と、細かく書いたボロボロのノートを持ち歩いて 


“こういう時にはこうする” と、

その都度、ノートを見ながら確認している。






宇野くんと仲良くなった小林くんも、

バイト先のレジのやり方がわからず、


「やっぱり俺は何をやってもだめなんだ」


と落ち込んでいたけど


正直に「レジ業務がわかりません」と

バイト先の人に、勇気を出して打ち明けると、


レジ業務のわかりやすいマニュアルを

店長が作ってくれて


「ああ、こうすればいいのか」

と、安心してバイトに臨めるようになった。






なんか、あたたかいお話で、

感動して泣きそうになりました。

 


私も、宇野くんほどではないにせよ

飲み込みが遅くて、

急な出来事にうまく対応できないから。


学生時代のアルバイトでも、

いろんな業務がうまく出来なくて、

小林くんみたいに

悩んでいたから。




「もっと早く、うまくできないといけない!」と、

ひたすら努力してきたけど。


ありのままで生きていったらいいよ、

というメッセージを感じて

読んで幸せな気分になりました。






「君と宇宙を歩くために」を読んだら、


久々に「海辺のカフカ」を読みたくなって

読み返しました。






この小説に出てくる ナカタさん という

知的障害のおじさんの在り方がすばらしくて


宇野くんと似ていて、


読み返したくなったのです。




ナカタさんは、

幼い頃の事故で、脳に障害が残って

読み書きができなくて

生活保護で暮らしているけど


自分にできることをコツコツとやって

“いまこの瞬間” を生きている。





宇野くんや、ナカタさんのように


わたしもコツコツ日々を大切に生きよう、と

思ったのでした。