そこに程無く菜園ティストが戻り、テラス席へ案内される。
それまでの経緯はこちらです。
私達が着席してメニューを注文したら、あの騒動のご夫婦が、テラス席に案内されてやって来た……。
まだ、大きな声の British English で、1人喋っているご主人。
そして、お二人は、隣の席に座る……。
実は先程のレストラン入口から気付いていたのだが、その御仁は、強い香りのオードトワレを纏っていた。
それが、風にのって夕暮れの大気を漂ってくる。
音と香りか…………。
🎶
そう言えば、Debussy の前奏曲集1巻に、こんな曲あったな。
Les sons et les parfums tournent dans
l'air du soir
音と香りは夕暮れの大気に漂う
今調べたら、Debussyの全2巻の前奏曲集の中で、1番長い題名だった。
🎶
さてテラス席、少し時間を意図的に空けて、知らぬ顔して、もう一つ横の席に移動する。
丁度その席を片付けていたスタッフの方に、席をそちらに動いていいかしらと聞くと、解ってくれました。
入口の騒動の時に対応していたスタッフさんでしたから。
いやはや、しぼりたてのモンブランを頂くだけなのに、こちらは一切かかわりないのだが、ちょっとした一悶着だったかな。
私達の隣の席には、しばらくしてから二人連れの方が案内されて来たので、ちょっとほっとした次第でした。
そして、そのご年配の御夫婦は、グラスビールを飲んでいるうちに、やがて静かになりました……。
🌰 美味しく頂いたしぼりたてモンブランの写真などは、また次にアップ致しますね 🌰
明治神宮の森を眺めるテラス席。