大晦日から、元旦早朝までの顛末記。 その2 アンリ・バルダ先生と御節料理 | 田中晴子のブログ "La vie quotidienne"

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フランスバロック、近代の音楽大好き。近頃バッハも好き。シューベルトも。アンリ・バルダ先生にピアノを習って21年目。音楽まっしぐら、でも寄り道、脱線のカジュアルブログを始めました。田中晴子オフィシャルサイトも宜しく。https://www.harukotanaka.com

大晦日のパリの夕方、日本が早めに新年を迎えたところのチャット到着。

こちらは、御節で奮闘中の様子を、お伝えしても面白いかもと思い、画面をタップした。

前回よりも、風邪がかなり回復されたアンリ・バルダ先生、夕方のパリは、まだそこそこ明るかった。

新年のご挨拶をさせて頂いてから、今、日本の伝統的お正月料理を作っていますと状況説明。

もう、こうなると、私も料理中のハイテンションで、作った料理、今作っている栗きんとん、これから作る大作の伊達巻材料を、お見せしようという気になり、腹をくくる。

台所でその時製作中栗きんとん公開、冷蔵庫開け白はんぺん説明、リビングのテーブルに紅白なますを出し、これは大根とにんじんの料理です、とvideo通話を駆使して、晴子料理ニュースにしてしまった。

日本が、大好きなアンリ・バルダ先生、かなり興味がおありのご様子。

伊達巻に使う白はんぺんは、サメの肉、shark  meat です、
ところが、私の発音がいまいちで通じない。

しょうがないから、killer in  the sea 
海の殺し屋。

これで、先生は更に混乱されたご様子なので、最後の手。

「JAWS 」と、サメの映画の題名を叫んだが、まだ解って頂けそうにない。

最初に戻って、シャーク🦈、sharkじゃん、先生😂と思っていたら、突然先生閃きが、ああsharkか😀。

勘弁して下さいませ。

栗きんとんに入れる栗の甘露煮は、瓶詰めをお見せした途端に、ああ
chestnutだな、とすぐに解って下さった。

因みに、私は、フランス語でmarron
と言ったのに………。

そんな感じで、暫くvideo通話をしていました。

じゃあ、またねと通話を終了した後、私は大物の伊達巻に取り掛かったのです。


これは、ご存知栗きんとんです。