こちらは、御節で奮闘中の様子を、お伝えしても面白いかもと思い、画面をタップした。
前回よりも、風邪がかなり回復されたアンリ・バルダ先生、夕方のパリは、まだそこそこ明るかった。
新年のご挨拶をさせて頂いてから、今、日本の伝統的お正月料理を作っていますと状況説明。
もう、こうなると、私も料理中のハイテンションで、作った料理、今作っている栗きんとん、これから作る大作の伊達巻材料を、お見せしようという気になり、腹をくくる。
台所でその時製作中栗きんとん公開、冷蔵庫開け白はんぺん説明、リビングのテーブルに紅白なますを出し、これは大根とにんじんの料理です、とvideo通話を駆使して、晴子料理ニュースにしてしまった。
日本が、大好きなアンリ・バルダ先生、かなり興味がおありのご様子。
伊達巻に使う白はんぺんは、サメの肉、shark meat です、
ところが、私の発音がいまいちで通じない。
しょうがないから、killer in the sea
海の殺し屋。
これで、先生は更に混乱されたご様子なので、最後の手。
「JAWS 」と、サメの映画の題名を叫んだが、まだ解って頂けそうにない。
最初に戻って、シャーク🦈、sharkじゃん、先生😂と思っていたら、突然先生閃きが、ああsharkか😀。
勘弁して下さいませ。
栗きんとんに入れる栗の甘露煮は、瓶詰めをお見せした途端に、ああ
chestnutだな、とすぐに解って下さった。
因みに、私は、フランス語でmarron
と言ったのに………。
そんな感じで、暫くvideo通話をしていました。
じゃあ、またねと通話を終了した後、私は大物の伊達巻に取り掛かったのです。