2011.9.8(木) STUDIO COAST
世界の皆さん、こんばんは。
生まれて初めて見ました。
新木場で。
7時よりすこし、だいぶ待たされた後。
上手の隅っこで。
生の、岡村靖幸さんを。
エチケットのCD2枚について、色々書きたいこともあったのに、筆もキーボードも気持ちもすべって浮かれたままにこの日を迎えました。
繰り返すようですが、二年ほど前に岡林信康の身代わりで岡村靖幸に出会ったharuko。
好きになった時には彼は一時的に今生の人ではあらず。
かわりに?
長年、岡村靖幸さんに夢中になっている方々がオーガナイズするイベントに出てみたり。
フロアで大音量で踊ったり。
キッチンでイヤホンで踊ったり。
あれから幾星霜。
初めての、生の、岡村靖幸さんは、私のドキドキやハラハラ、期待や不安や過剰な緊張を全て吹き飛ばす!
ラブリーでチャームがあってセクシーでちょっと変な、魅力的な笑顔の踊れる中年男子でした。
7時の開演予定が少しづつ伸びていく中・・・独りで参加のharukoは心細さのあまり、聴神経が発達しすぎて周りの声を拾いまくり。
20年ほど前の岡村チャンのライブのキレッキレ具合について、同行者に語る・・・中年男子。
入場してから開演までの時間は、心を無にして過ごす。じゃないと、耐えたれないと囁く・・・中年男子。
ステージを照らすライトが、一瞬、蠢いたと思ったとたんに「うおー!岡村あー!」と叫ぶ私の背後の・・・中年男子。
きっちりと、音を刻み声を響かせ、格好良くカッコつけてステージ上で輝く・・・中年男子。
キレッキレのダンスに、ギラギラとした視線。おもむろにシャツのボタンをはずす・・・中年男子。
そして、その中年男子がステージ上から乱射する投げキッスに、「おおお、やすゆきー!!」と、吼える・・・その他大勢の中年男子。
なんというステキな時間。
ステキ過ぎて、筆もキーボードも気持ちもすべって浮かれたままにこのブログを書いてしまいました。
・・・投げキッスの後、終演まで、何があったけ?
反省の意をこめて、あの茫然自失の時間を取り戻す為にも、まともなブログを書くためにも、大阪公演に行ってまいります。
大阪でも呆然としちゃったら、名古屋に行って取り戻してくる予定です。
せっかく、ブログを再び書き始めたのですが、世界の皆さん、また来週!!
あ、それと。
好きな人の好きなものがきになる、知りたい。
好きな人と、私の、好きなものが一緒だったら嬉しさ倍増。
好きな人の好きなもの、なにかしら。
何に、影響を受けたのかしら。
人は様々な物事、環境、出会い、成就と失念で形作られる。
そして、好きな人のそれらはとても、きになる。
そんな気持ちを忘れていない、世界のみなさんへ。
TV Bros.のインタビューで出ていたヤン・シュヴァンクマイエルですが、新作映画の日本公開にあわせて展覧会をしているようです。
ちょっと、遅すぎたかな。
9月19日まで。
「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 ~映画とその周辺~」
ラフォーレミュージアム原宿
だそうな。
んで、そこのお嬢さん、悪いことはいいません。
岡村さんが「何じゃこれ?」と思ったシュヴァンクマイエル、DVDと平行して夫婦の対談集も読むことをお勧めします。
大きな図書館なら、映画映像アニメーション演劇の棚にあるかも。
じゃないとホンマ、「何じゃこれ?」だし。
いや、それはそれで、岡村さんとの何かの共有ですが・・・。
そうそ、「ヤン&エヴァ」の「エヴァ」はヤンの奥さんなのです。
パートナー。
日常生活も、仕事も、パートナー。
そしてファム・ファタル。
「芸術家」「表現者」な男達と、彼らの運命の女たち。
そしてその逆。例えばフリーダ・カーロとか。
ってのも、いつか書きたいトピックスだったのですが・・・。
それはまた、別の話。
まずは大阪公演、行ってきます!
チャオ!