長女を出産してから14年間。気がつけば3回の出産とも8ヶ月以上休むことなく働き続けており、ワーキングマザー歴14年です。
医師として病院勤務を続けてきましたが、私の場合は夫が転勤族だったので、その間に3回の引っ越しがありました。ありがたいことに、この度に生活を大きく見直す機会がきました。その都度、子どもの教育をどうするか?自分の仕事スタイルをどうするか?医師としてのキャリアをどうするか?と問い直さなければいけない機会となりました。
結果色んな地域で、多様な子育てサービスや家事サービスを使いました。
夕食つきの保育園に預けながら働いたことも、民間学童のフルサービスを使っていたことも、シッターさんをお願いした働いていたことも、2つの保育園をハシゴしながら預けていたこと、病児保育に預けたことも、病児シッターを利用したこともあります。
家事の方も、材料の宅配、夕食そのものの宅配、家政婦さん、大手の家事代行サービスと、幾つも試しました。
どんなサービスを使っても、いつも次の2つの葛藤を抱えてきました。
どうやったら仕事に集中してキャリアをつめるか?
子どもと触れ合わないまま成長してしまい、後悔するのは嫌だ。
最近そんな葛藤に少し変化があります。
一つは、自分の仕事に対する考え方の変化。
「ワークライフバランスをとる」考え方から「ワークアズライフ」に変わりました。これはひとえに、自分にしかできない仕事をつくっていくことを認識するようになったから。具体的にいうと栄養療法の勉強を始め、自分や周りで実証し患者さんに提供していくというプロセスに出会ってからです。自分の仕事をつくっていくonとoffの境界がなくなります。そしてもう、同期のキャリアと比較して葛藤することが無くなりました。これは起業する前から感じていたので、サラリーマンであっても同じだと思います。
二つめは、HARU kids clubを起業したことです。
子どもたちに最高の環境を、という全スタッフの想いが詰まった学童スクール。オープンから2年通い続けている我が家の次女は、とにかく喜んで通い、アクティブに学んでくれます。
子どもを「預ける」というお母さんの罪悪感を一切なくしたい!という強い願いが、少なくとも私にとっては叶った形です。
教育という分野は、とにかく裾野が広いし、時代の変化と同じくどんどん変化します。やっている私にとっては、これがまた楽しい!さらに「ワークアズライフ」の考え方を加速しています。
三つめは、優先順位をつけるようになったことです。
クリニック勤務とハルキッズの二つの仕事を受け持つようになり、最近は時間をどう取るかという問題に行き当立っています。
ここは、まだまだ試行錯誤中なので、またブログでもシェアしたいと思います。でも、時間の優先順位を以前にも増してつけるうようにしてからは、結構余裕が出てきています。
具体的にいうと、私にとって絶対手放せないのは、家族と仕事。じゃあ家事を手放す方法を考えようと割り切ってからは、生活がシンプルになりました。
ワーキングマザーの皆様。日々色んな工夫をされていると思います。
またこんな話もハルキッズでシェアできるといいなと思います♪