上の写真の頭蓋骨模型。
3Bという会社のものですが、買ってから10数年、経っていると思います。
今から、約28年前、体に関して全く無関心だった私にとって、深部マッサージとクレニオセイクラルセラピーのセッションを集中して受けた体験は、あまりにも衝撃的でした。
日に日に、自分もボディーワーカーになりたいという思いが膨らんでいったのですが、同時に体のことを知りたいという思いも強かったんだと思います。
結局、あん摩マッサージ指圧師の養成学校に入ったのですが、やっぱりクレニオセイクラルセラピーが学びたくて…。
けれど、あの頃も、アプレジャー・インスティチュート・ジャパンのクレニオセイクラルセラピー初級セミナーは4日間だったと思うのですが、すでに受講した知人にも言われたように、養成学校入学まで人に触れたことのなかった自分が4日間のセミナーに参加したところで何も身につけられないように思えました。
それで、知人の勧めもあり、週1回、バイトの無い日に誇張法という手技を学ぶためスクールに通い始めたのです。
誇張法には頭蓋の施術もあって、皆んなが欲しくなる頭蓋骨模型を思いきって買ったんだと思います。
恥ずかしながら、いつ買ったかはっきり覚えていないのは、しばらく放っておいたから。
前回、分解して組み立てたときも出来ていた、前頭骨(青)と頭頂骨(緑)の間の隙間。
今回、更に大きくなってしまったのですが、まぁ、いいかと思っていました。
でも、最後にはめた頬骨が、はめてもはめてもポロリと落ちてしまうのです。
どうやら、組み立てなおさないといけないようです。
頭蓋骨は、この写真に下顎骨と舌骨が加わって、15種、23個。
下顎骨と舌骨を除く大部分が縫合や、一部の軟骨結合によって固く連結される。
と、解剖学の教科書(東洋療法学校協会)にありますが、ここに歪みが生じるということは、結構、大変なことだと、あらためて感じます。
そういえば、始めてボディーワークを集中して受けたとき、全く問題無いと思っていた自分の体がひどく居心地の悪い状態だといきなり気づいてしまったのですが、キシキシと音を立て頭の骨が軋んでいると感じたこともありました。
私は、結局、原点であるクレニオセイクラルセラピーに戻りましたが、学んできた全てのことに感謝しています。
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