このブログでは、繰り返し内側に向かうことの大切さを書いてきました。

 

あれは間違っている、これが正しい、

ああでなければ、こうでなければ、

と、頭の中でめぐっているもの。

それは、家族や社会に教えられたものの中で、

あなたが受け入れたもの。

けして、絶対的なものではありません。

 

そして、そういった思い込みと感情とは密接な関係があり、

思い込みが激しければ激しいほどネガティブな感情も大きくなっていきます。

 

どんな失敗もしてはいけないと思い込んでいる人は

小さな失敗でとことん自分を責めてしまいます。

そして、失敗が重なると、私はだめな人間だという思い込みも、自己嫌悪感も膨らんでいきます。

 

幼いときに無意識のうちに受け入れた概念とネガティブな感情でがんじがらめになってしまった状態から抜け出すには、内側に向かうことが鍵となります。

 

私のように過剰なエネルギーを溜め込んでしまうと、それが浮上し出ていくときはかなりの迫力があるかもしれません。

けれど、普段から、自分の体としっかり繋がり、内側から、次々と浮かんでくる思考や感情をただ眺めるという時間を持てたなら、

自分の本質と、思考や感情は、イコールではない、ということが腑に落ちていきます。

 

真っさらな子供にとって、体験することや、自分を取り巻いている概念・思考・感情は、とても大きなものです。

それらによって、私たちの多くは成長の過程で、全体である自分の多くの部分、体であったり、感情であったりを切り離してしまいます。

 

いつも外側に向けている意識を自分の内側に向け、自由で制限のない自分の本質と再び繋がり全体である自分を取り戻していく…。

 

誰かや社会が求めるものになろうとするのではなく、有りのままの自分を受け入れ有りのままの自分を生きはじめたとき、体験する現実は確実に変わっていきます。

 

けれど、そうなっていく過程では、内側から外側の世界に出ていくのが恐いと思うことがあるかもしれません。

 

それでも、外側の世界で出会う人たちは、たくさんの喜びをもたらしてくれるとともに、おそらくセラピー以上に、不必要となった思い込みや感情を浮上させ解放してくれるのです。

 

クライアントに対して、良い悪いという判断をせず、全体をそのまま受け入れる。

そのようなセラピストの姿勢は一般的なものとは正反対ですし、この言葉を頭で理解しようとすると矛盾を感じてしまうかもしれません。

けれど、ハートでならわかります。

 

内側の世界からの再誕生では、新たな判断を押し付けられることなく、有りのまま全てを受け入れられることが確かな支えとなるのです。

自分自身がセラピストにそうしてもらったように、

「はるのいざない」も、それを大切にしています。

 

外側の世界で誰かがあなたを否定しても、それに同意するかどうかは、あなたが選択出来るということを忘れないで下さい。

 

 

 

 

 

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